直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説⑦

ガンガンガン。 「誰だ~?」 「お前のあんちゃんだよ」 「あんちゃん?嘘だろ~」 「あんちゃんだよ」 「ホントか~?」 「ホントだよ」 「じゃあよう、答えてみろ」 「何を?」 「うんとねえ、夜の公園でカップルがチューをしていました。どうするのが正し…

にわかせんべいのオマケのお面は好きなんですけどね

Z/KZ1300の純正ウインカーです。 四角いです。 裏と言いますか、ボディはこんな感じ。 凝ったデザインで、高級感に満ち満ちておりますなあ。 空冷Zをはじめ、全てのカワサキ車とは一線を画す、最高級車・Z/KZ1300専用ウインカーなのでございます。 はっきり…

ラーメン論

とりあえずですな、国道51号をぼんやりと走るのです。一車線ですからな。 何やら新しいステーキ&ハンバーグのお店が道沿いにできていたのです。 スバラシイ。 で、二車線になって、那珂湊のお魚市場に多くの車が向かうお蔭で道が空くのです。 スバラシイ。 …

準備着々

昨日、働きもせずキャブの同調なのです。 こんな感じです。 画像のバキュームゲージ、古いホンダの純正で、一応、4気筒まで対応できます。ダイヤルをカチカチして切り替えができるのです。 前も書きましたが、Z/KZ1300は3連キャブなので、1番と3番と5番、も…

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説⑥

FJ1200が部屋から姿を消すと、それと入れ替わりに貧相な男が入ってきた。 そしてZ1300の前に正座すると、「いや~流石は御館様。内閣総理大臣でさえ、あれではまさに蛇に睨まれた蛙。このナイトホーク250、感服仕りました!」と頭を下げながら、おべんちゃら…

謎のレギュレーター

ウインカーが点滅しなかったのは、ウインカーリレーがご臨終であったから。 原付に付けていた三葉の汎用リレーに交換したら、あっさり復活です。 で、バッテリーの確認です。 テスターに繋ぐのです。レンジはDC30ね。 キーOFF→13V キーON→13V アイドリング→1…

暖かすぎるだろ

流石にこうも暖かいとですな、オートバイを運転してしまうのです。悲しい事です。 まずは適当に6号線を南下。すると、「よし、茨城空港に行こうと」とひらめきます。 小さな看板がありまして、茨城空港は左ですと親切に教えてくれました。 で、左折してしば…

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説⑤

FJ1200内閣の政策の目玉の1つが「脱原発」。 原子力から代替エネルギーに転換すべくその分野への予算拡大、すなわち原発関連予算の削減を今次通常国会でめざす事としていた。そのために設置したのが「原子力発電所検討委員会」である。 FJ1200自らが議長を…

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説④

その日の公務を終えたFJ1200内閣総理大臣は陰鬱な面持ちで、公用リムジンの後部座席に座っていた。 やがて首相を乗せたリムジンは、都内某所のある屋敷に到着。正門でなく屋敷の裏手でリムジンを降りたFJ1200は、SPも連れず、それこそ人目を憚るように通用門…

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説③

Z会による東日本侵攻は、まずは外堀を埋めるといった正攻法であった すなわち、北陸から日本海沿いの東北地方を支配下に置くと、一気に岩手・宮城・福島を強襲。さらに、岐阜・長野・山梨も無血開城となり、三重から静岡までの太平洋沿岸と関東1都6県以外の…

極めて限定的なオートバイ好きのため「だけ」の小説②

「ムショ暮らしが余程堪えたみてえだな、涙もろくなって帰ってきやがった。頼むからよ、湿っぽいのは勘弁してくれ」 会長の椅子に座るZ1000Rの隣に立つ、Z1100GPが冗談めかして言った。それからZ1000Jに歩み寄ると、無言で抱きついてきた。 「すまん兄弟・・…