直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

愚痴

コレだよコレ。コレなあ・・・。
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普通のオートバイの人には「何だコレ?」って物体ですが、Z/KZ1300オーナーの皆さんにとっては「そーだよ、コレだよコレ!川崎重工、末代まで祟られやがれ!!」ってゴム製品です。

コレ、キャブとエアクリーナーボックスを繋ぐゴムです。普通は真ん丸なゴムなのにZ/KZ1300は楕円。
何で楕円なのかと言えば、キャブが楕円だからです。コレが、全ての不幸の始まりなのです。

で、画像のコレ、つい先日、ヤフオクで落札したアクリーナーボックスに付いていた物。
エアクリーナーボックスなんか要らないよ。状態の良いコレが欲しかったのよ。
でも惨敗。
3つとも亀裂が入っていやがった・・・。

こんな無駄遣い、もう5年以上続けています。そして勝率ゼロ。その結果、我が家には純正のエアクリーナーボックスが大量にあります。そのうち、庭でガソリンぶっかけて全部燃やそうと思っております。

前も記事で書きましたが、この不毛極まりない悪循環を断つには、純正の楕円キャブと決別するしかありません。しかし、それにはキャブ30万円、アダプター10万円、周辺部品5万円と、新車の中型オートバイが1台買えるぐらいのお金が必要です。

つーかさ。
エンジンとキャブの間のインシュレーター、これは中に鉄が入っているから無事な中古品が多いのよ。だからヤフオクセカイモンを活用すれば、何セットかは簡単にキープできます。
で、楕円キャブも純正でフロートバルブとか出るし、社外のOHキットがあるし、山之内キャブレターさんがダイヤフラムを売っているので、中古の本体を3個ぐらいキープしておけばそれなりに維持できるのです。
エアクリーナーも単なるぶよぶよプラスチックの箱ですから、やっぱりヤフオクセカイモンで簡単に入手できますです。

しかし、キャブとエアクリーナーを繋ぐこのゴムがないと、どーしようもありません。
こんな、糞みたいな楕円のゴムの輪っかのせいで50万円コースかよ!
納得できる程、私は人間ができておりませぬ。

まあ、キャブ~エアクリーナーボックス間の事ですから、そんなに重要視する必要もないのでしょうが、気分が悪い事この上ありません。他人のオートバイなら「気にしなくていいんじゃない?」と思いますが、自分のオートバイ、ましてZ/KZ1300となると絶対に許せないのです。

て言うか、ファンネル仕様とかの直キャブで走らせていたオートバイのキャブとかエンジンとかバラしてみた事のある人ならご存知と思いますが、そりゃもう大変な事になっています。
ファンネル仕様率が高い、FCRやTMRみたいにベアリングを使っているキャブほどそのダメージは深刻です。

「それがどーした?カッコ良いが絶対正義!壊れた時はそれがバイクとキャブの寿命だよ。所詮バイクなんざ使い捨ての消耗品!」と嘘偽りなく断言できる快男児以外は、直キャブは乗るもんじゃあないですな。
だから、ファンネルにしておいて「エンジンを長持ちさせるためオイルの銘柄にこだわっています」とか言っている人、小学校から義務教育を受け直した方が良いですぞ。

大気中に浮遊している物質には燃えない物も存在し、燃える物でも燃える前にバルブフェイスとかに挟まる事もあるでしょうからな。
だーかーらー、絶対にエアクリーナーは完璧に正常に機能しなければならないのです。

正直、いずれは純正楕円キャブから卒業せにゃならんでしょうな。
でもさ、50万円使って、お仕立てのFCRとか超絶ダサくね?そもそもFCR、,中身はスバラシイが、見た目はカッコ悪いにも程があります。正直、FCRよりカッコ悪いキャブって知らないです。そもそもなんで斜めっているんだ、アレ?それはまだしも、あの「KEIHIN」て彫り物、ケミカルウォッシュのジーパンや蛍光色のジャンパーに匹敵するぐらいダサいぞい。

てなワケで、同じ50万円を使うなら、もっと別の何かがありそうな気がします。

そもそも日本国内だと、オートバイのキャブの選択肢が少な過ぎるのです。
猫も杓子もCRかFCR。どんだけ同調圧力に屈すれば気が済むんじゃい?そもそもTMは消え失せ、TMRもなんかマイナー系って感じです。
世界には、デロルトとかクイックシルバーとかウェイバーとかSUとかS&Sとかあるのにさ。なんで、それらは選択肢に入らんのじゃ?おかしいだろ?

そーゆー発想に至ると、純正楕円キャブにポコッと取り付けられるK&Nパワーフィルター用アダプターのワンオフとか?
3Dプリンターで、純正ゴムの複製とか?
スポンジフィルター?ありゃ見た目が貧乏臭いので、Z/KZ1300にはNGです。

うむ。夢が膨らむ。

ちょっとCADでも勉強しようかしら?