直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

年末の風景

17日のお昼過ぎにセンチュリーで自宅を出発。
食肉市場前のお肉屋さんへGOなのです。

お店に着くとお金を払い、前日に注文していた牛肉を受け取り、そのまま岩間ICへ。常磐自動車道を100キロぐらいでのんびり走ります。

守谷SAで一服。それから意を決し、三郷の料金所を通過。
言わずもがなの年末の風物詩「首都高の渋滞」なのです。なんとも趣がありますなあ。

で、なんだかんだで1時間もかかって実家に到着。
実家用の牛肉を冷凍庫に収容し、お歳暮用の牛肉2セットを持ち、いそいそと最寄りの駅へ歩いて向かいます。地下鉄に乗るためなのです。

地下鉄に乗っているとですな、私の傍に若いご婦人が立っています。手にしたスマホを凝視し、せわしなく親指で画面を撫でくっています。なんか、もうね、正直、鬼気迫るものがあります。

「こんだけ熱中してんだからこのネーちゃん、パンツ脱がされても気付かねえんじゃね?」とか、セクハラ全開な事を考えていると、少し離れた座席が空きました。
するとこのご婦人、スマホから目を離さないまま素早く空いた座席へ。

どーやら彼女には、「空いた座席感知センサー」みたいなものが、脳みそかなんかに外科手術かなんかで装着されているみたいです。
なんか新人類だなあ。

三田に到着。JR田町駅の改札口で発泡スチールを抱えてボーとしていると、待ち人来たりて、互いに久しぶりの再会に感極まります。
まあ、仕事でお世話になっているお2人との忘年会なのです。私が茨城県に住んでいるせいで、この方たちとのやりとりは電話やメールやFAXがほとんどで、直に顔を合せる機会ってホントに少ないのです。

寒波かなんかか知らねども、身を切り裂くような寒風が、仕事帰りに赤ちょうちんへ、我先にと向かわんとする勤め人、その雑踏が放つ熱気を冷ます、心地良きかな田町の夜。って感じでしたです。
いやはや年末ですなあ。

予約していたお店に入り、3人でお酒と料理と会話を堪能します。
やがてお開きの時間となり、お2人にそれぞれ牛肉を渡して解散なのです。
スーツ姿の2人のビジネスマンが発泡スチロールをぶら下げて帰途につく後ろ姿を見送りながら、私も地下鉄の駅に向かうのです。

地下鉄に乗り、やがて実家の最寄りの駅に到着。トボトボと実家に戻り就寝。
でもって翌朝。センチュリーで茨城県へGO HOMEなのです。

で帰宅。
特にやる事もなく、外は寒いし風が強いので、昼間から風呂に入ってお酒を飲み、夜の9時には寝るのです。

で、先ほど起きたら実家から電話です。
福岡県にも牛肉を送るよう命じられました。てなワケで午後になったら、再びお肉屋さんに行くハメになりました。
今日は年賀状書きでもやろうと思っていたのに・・・

いやはや年末ですなあ。