直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

お漏らしツーリング

にゃはははははは。
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ピンゲルである。ケインズさんのである。買ったのである。

で、まあ、貴様はシベリア送りでは生温い。バイカル湖の湖底送りだ!
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ホント、Z/KZ1300の純正燃料コック、クソである。
とにかくレバーが固い。固過ぎじゃ。

なんだかんだでZ/KZ1300を2台乗り継いでですな、中古品もいくつか手にした私の経験からも、悉くレバーが固い。いや、固いだけならまだしも、素手じゃ回らなかったりしますです。
はっきり言ってコレ、設計ミスか精度不良か知らねども、明らかに部品として欠陥品です。

そして早速、ピンゲル様を装着です。
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ボロボロのオートバイに、ピカピカの部品。浮きまくりですなあ。

レバーを動かしてみます。スルスル動く、動くぞ!
スムーズながらそこはかとなく抵抗のある操作感。VGセンチュリーのスライド式灰皿の蓋のようで、高級感が溢れまくっております。
スバラシイ。

やっぱ燃料コックはピンゲルだな、うん。

で、さっそく試乗です。もちろん意味はありません。
6号線をもたもた走り、勿来駅を過ぎてから、国道289号線に突入。
いわき勿来ICを過ぎたら、前にも後ろにも自動車はおりません。
高速コーナーが盛り沢山の風光明媚な山間のバイパス道が、完全貸切状態です。

「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ~」で、「うひょひょひょひょひょ~」なのです。
いやはや、Z/KZ1300ってこーゆー道路を走るために作られているのだなあと、しみじみと思いを新たにしたで御座候。

そんな愉快な区間が終わると、普通のボロっちい峠道になり、なんとなく道の駅はなわに到着です。
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このように、ちゃんと動いているのです、私のKZ1300。虚言癖をこじらせて、妄想で文章を書いているのではございません。それを証明すべく、柄にもなく愛車を撮影。
そんで、冷やし中華を食べて、セブンイレブンのアイスコーヒーを飲んで、帰宅です。

しばらく走っていると、道路がビショビショです。なるほど、雨が降ったようですな。
「降った」という事は、「もう降らない」という事です。

そー思って少し経つと、ドワオ!って感じで雨が降り出したのです。ビックリたまげましたです。

オートバイ運転中の雨は痛いのです。素肌はもちろん、Tシャツ越しでもビシビシ痛いのです。しかも前が見えない。
別にいーんですけどね。良かないがな。

非防水の腕時計をしていたので、左手は腰の後ろに回します。買ったばかりのアンティークだから壊すワケにはいかんのです。雨宿りする場所がないのでそのまま片手運転で爆走です。

にわか雨といいますか、通り雨的なモノでしたから10分ぐらいで止みました。もしくは雨雲の下から脱出したのです。
当然ながら、私はずぶ濡れに成り果てました。みじめです。

ちょうど、サフォークステーキの美味しいお店の前を通過しました。ココから自宅までだいたい1時間。
てなワケで、「着ているずぶ濡れのTシャツ&ジーパンが、オートバイの走行風で1時間以内に乾くかどうか?」の実験です。

脱水していないので乾燥機に比べてハンデはありますが、オートバイの走行風なめんなよ!です。
最初は「ベタンベタン」とたなびいていたビショビショTシャツも、常陸太田あたりで完璧に乾きました。
ジーパンもエンジン熱の助けも借り、8割がたは乾きました。
しかし、お尻は濡れたまま。そこで立ち乗りで家まで帰りました。しかし、完全乾燥にほど遠い状態です。

家に入ってすぐにパンツとズボンを履き替えました。すなわち、オートバイ運転中にお漏らしした人と同様の行動をした事になります。
いー歳して私、何やってんだろ?