直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

今年の大掃除の大目玉

年内中にバラしたいのです。
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デカイですからな、コレ。だもんで邪魔過ぎるのです。

でもって、ここまでは簡単。
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まあ、以前もここまではバラしていたのですよ。
ただ、問題はこれから。つーか、私、横割りクランクケースなんてバラした事ないし。

要はですな、ケース上下を止めているネジの頭が裏側にあるので、コレをひっくり返さなくてはならないのです。
イヤ、常識的に考えて1人じゃ無理だろ。クソ重いにもほどがありますです。

こーゆー事態に直面する度、やっぱりハーレーのビッグツインは偉いと思います。
だってアレの腰下、クランク・プライマリー・ミッションが独立した3分割構造。
確かに全部を合わせればクソ重いですが、それぞれ単体だとそれほど重くないです。
しかもクランクケースは縦割りです。行政の縦割りはよろしくないそうですが、クランクケースの縦割りは大歓迎です。

と、愚痴をこぼしても始まりません。つーか、ひっくり返すにしても、もう1つ問題があります。
そーです、スタッドボルトです。コレを外さにゃならん。

四気筒の人とか、ビールケースを使ってスタッドを外さずにひっくり返していたりします。それができる人は力持ちなのでしょうな。しかし私は虚弱体質児です。そんな私が、四気筒よりさらに重いこのクランクケースを、持ち上げてひっくり返すなんて無理です。ゴロリンと転がしてひっくり返すのが関の山でしょう。そうするのであれば、スタッドは絶対には外さないとマズイです。

ところがエンジンのこのスタッド、ご存じでしょうが鬼門です。スタッドが折れるとか日常茶飯事です。特に私は絶望的なまでにぶきっちょだから、必ずやらかすと思います。

で、ここでZ/KZ1300の必殺技が炸裂します。
そーです、長いほうのスタッドが販売終了。

つまり、長いほうのスタッドを折ったり曲げたりしたら、このエンジン、再び組み立てられなくなります。
恐ろしい事です。

かと言って、ビビッていても始まりませんし、やるしかないのです。一応、年末ジャンボ購入を見送り、今年最後の運の全てを、スタッド外しに賭けてみますです。

まあ、年末ジャンボ、当たった事ないんですけどね・・・