直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

オリンピックは大嫌いです

今年の大河ドラマ

面白いじゃん。
いいと思います。
宮藤官九郎さん、ホント、当代随一のドタバタ活劇脚本家としての面目躍如って感じですね。

しかし、殿・たけしが談志師匠の上位互換である古今亭志ん生役とは・・・
他に演じる資格がある芸能人がいないとは言え、相当なプレッシャーでしょうなあ。

で、まあ、一番ビックリしたのは、「美術 横尾忠則」ってテロップ。

先生、画家に専念するんじゃなかったんですか~~~!!

リアルで日本にいる外国人って、やっぱりキモい

自宅から歩いて行くには遠いが、自動車だと5分ぐらいの所に「四季紅」という中華料理屋があるのです。
そんで、まあ、本日、ホームセンターの帰り、モノは試にと入ってみました。

私が注文したのは昼のランチだったのですが、量が尋常ではありません。しかも値段は600円。
この量と値段を鑑みれば、味はまあ普通。ただし、ちゃんとした中華料理店で、この半分の量で、倍の値段だった場合、この味だとブチ切れるかも知れませぬ。
つまり、そーゆー事です。

ご存知の方も多いと思いますが、この四季紅、いわゆる中国人が日本に住み着くための装置。
料理人だと就労ビザが取得できるのだそうです。だから、働いているのは全員チャンコロです。

同じようなビジネスモデルだと、ネパール人ばかり働いているカレー屋もありますな。実際、この四季紅の近くにも、そんな感じのカレー屋があるのです。

四季紅にしても、ネパール人カレー屋にしろ、コンビニやスーパーのお弁当とか、一皿100円均一のクルクル寿司といったブタ餌なんかに金を落とすより、よっぽどマシだと思いますです。
そんなワケでして、野蛮で不潔な三国人や南方土人にすら偏見や差別意識を抱かない、私のような博愛主義者であれば、一度は試してみる価値があると思います。

いずれにしても、私が住む茨城県を始めとした日本各地の地方都市周辺に、中華料理屋とカレー屋がやたらと増殖しております。すなわち、それだけ品性下劣な外国人どもが、じわじわと日本を蚕食しておるのです。

それはそうと最近、やたらと日本に来た外国人を紹介するテレビ番組が増えましたなあ。
で、こういう番組に出ている、短パン・Tシャツで、リュックサックを背負ったサンダル履きの薄汚い毛唐が、「日本の自然はビューティフォー!」とか、「日本の文化はエクセレント!」とか、バカ面ぶら下げてやたらめったら騒ぐじゃあないですか。

そーゆーのをテレビで観ている日本人としてはですね、まあ日本を褒めてくれているワケですから、普通に嬉しいでしょうな。少なくとも悪い気はしない。そんで、外国人全般に対し、親しみを感じてしまう。

それがテレビ局の狙いなのでしょうね。
正確には、スポンサー様=経団連の。

少子高齢化の問題って、社会保障云々もありますが、最初に顕在化する問題が労働力不足。
そりゃそうですよ、単純に労働人口が減るのですから。

実際、既に様々な産業が深刻な労働力不足に陥っております。ところがですな、労働力が不足している産業って、有体に言えば「底辺産業」です。
中卒・高卒者が就労者の圧倒的多数を占める産業です。バカでも五体満足なら務まる仕事、貧しく卑しい出自では他に選択肢がない仕事。そーゆー分野で労働力が不足しています。
実際、建設関係の現場や自動車運転業全般、宿泊・飲食サービス業、介護関係など、他より好条件で募集している企業でも、全く人が集まらないなんて事態が起きているのです。

逆にですね、三菱商事野村證券トヨタ自動車で「人が集まらない!」なんて事、ないでしょ。まあ、新卒者の質の低下については、困っているのでしょうけど。
全国紙とかに掲載される有効求人倍率、これってさ全産業一律の平均値でしょ。それで約1.6倍なワケですから、先に挙げた底辺産業の労働力不足ってもっと深刻なのですよ。

さてさて。
底辺産業などと賤しんでみても、日本の社会・経済・国民生活にとっては欠くべからざる産業なワケですから、働く人がいなくなり会社が倒産し産業自体が消滅しては、上流階層である経団連のお歴々も困りますから、何とかしなければならない。
そこで移民政策ですよ、奥さん。

要は、国内で供給量が不足した底辺階級・穢多非人を、外国から輸入するって話。

するとどーなるか?
そりゃアンタ、先行してやったヨーロッパを見りゃわかるでしょ。
アカのマフィア崩れの犯罪者や、ムスリムのテロリストや、アフリカクロハダカチンパンジー(学名:ニグロ・ニグロ)が怒涛の如く襲来した結果、清潔で上質であった勝組西側先進国が肥溜め・痰壺状態です。

スポーツ選手や芸術家、科学者とかががさ、「もっとハイレベルな環境で、自分の可能性を試したい」って理由で、外国に移り住むのとは全く意味が違います。言葉も文化も同じ自分の国でさえ、食いっぱぐれて居場所を失った落ちこぼれが、豊かに国に寄生するって事ですよ、現代の移民って。

メイフラワー号でアメリカ大陸に渡った移民のような、夢と希望と自身の可能性に賭けた高尚なパイオニア精神の欠片もない、弱者ビジネス全開の単なるタカリ屋です。そんな連中が、その国の人口で一定の割合を占めるようになれば、社会がおかしくなるのも当然です。だから世界中で、「リベラル万歳、トランプ死ね」って報道一辺倒になるワケです。
まあ、受け入れる側も、ハナから社会の底辺階層で働く穢多非人を輸入したワケですので、自業自得と言えばそれまでですが。

クズ国家のクズ社会でクズ認定された世界最高品質のクズ人間を、自国内に大量に輸入するのって、実際どーなの?
在来種のクズ人間(ナマズ・ハス)なら対処できても、外来種の極悪クズ人間(ブルーギルカミツキガメ)を大量に輸入するのって、まあ、上流階級のお歴々は知ったこっちゃないでしょうが、平穏に貧しくいじましく日々の暮らしを営んでいる善良な庶民(ミヤコタナゴ・アユモドキ)にとって、オゾマシイ事この上ないと思うのよね。

でも、実際、経団連はもとより、内閣府の規制改革推進会議の学識経験者の諸先生方も、移民政策にはノリノリです。

ぶっちゃけ、少子化対策なんてできませんからね。まあ、日本国内の小児科医を皆殺しにして、未成年の人身売買を合法化すれば、できなくはないけれど。
つまり、昔のように日常的に、季節の移ろいを感じるかの如く、ガキが簡単に死ぬような狂って野蛮な社会に戻せば問題解決です。だから、昔はやたらと子だくさんだったんですよ。「死んだときの予備」って感覚で、無暗矢鱈に種付けして、バカスカ産みまくった。それでも半分ぐらいは生き残るケド、余ったガキは奴隷商か売春宿に売ればいい。

こーした社会のイカレた部分が改善され、今ではガキが滅多に死ななくなりました。当然、あまり生む必要がなくなった。そもそも、たくさん産んでも売れないし。だからみんな、自分たちの稼ぎの身の丈に合った、リスクを最小限に抑えた数のガキしか創らなくなったとさ、めでたしめでたし。

その結果が、少子高齢化なんですけどね。
つまり、少子高齢化は、洋の東西に関係なく、先進国では必ず起きる事。
だから上流階級は、自らの権益を守るべく現状の経済規模を維持するため、その悲惨な結果がわかっていても、必ず移民政策を志向します。
インバウンドで儲かっていますしね。

それを阻止するには?
プロレタリア革命しかないでしょうね。
誰がするか、そんなアホな事。

いずれにしても、最近のやたらと親日的な外国人をアピールするマスゴミの姿勢とは、移民(奴隷輸入)政策を意図する上流階級の思し召しと認識して間違いないと思います。「日本に来る外国人は、みんな良い人」と印象操作する事で、実際に移民政策を実施する際、国民の反発を軽減するのが目的でしょう。
つーか、東京オリンピックに関連する「おもてなし」って言うの?あーいったノリが、そのシンボルですよ。
ホント、気持ち悪い。2020年の東京オリンピック開会式に、カリアゲ君(奥歯マン)が核ミサイルでも炭疽菌ミサイルでもブチ込みゃいいんですよ。
そもそもオリンピックなんて「これから」の国がやりゃ良いのであって、「ここまで」の国がやるもんじゃあーりません。

この先、日本で移民政策が実施されたら、どーなるんでしょう?。
外国と陸続きではない島国である日本が、良くも悪くもこれまで醸成してきた日本人の「現状に影響を及ぼそうとする異物に対し、徹頭徹尾容赦しない」といった、DNAレベルの誉れ高き大和民族のメンタリティに期待するしかないでしょうね。

「日本の里山ワンダフル!ワタシもここに住んでオーガニックなスローライフを満喫します!」とかって毛唐。
で、実際に田舎の山間の農村とかに住みだしてさ。まあ、田舎の爺様・婆様、親切だよね。畑で採れた野菜をプレゼントしたり、家の補修を手伝ったり。だからこの毛唐、毛唐らしく、イエローモンキーは我ら白人を慕い敬い傅くものだと勘違いするのよね。
ある日、この毛唐、フェイスブイックで自分のリベラルでエコなライフスタイルをアピールするため時間がないと、村の寄り合いを欠席。

ここで、日本独自の一点特化虐殺兵器「村八分」が起動。

翌日から、村人はこの毛唐を完全無視。自宅に糞尿やカラスの死骸が投げ込まれ、大切に育てていたハーブ畑には福島から取り寄せられた放射能汚染土壌が敷きつめられている。村の駐在所に被害を訴えると、「まあまあ、とりあえず奥でお茶でも」と招き入れられたのは拷問部屋。石抱、爪責め、駿河問いで、責めに責め抜かれ、最後は村はずれの街道脇にに首だけ出して土中に埋められ、鋸引きの刑。街道を行く多くの旅人が、半
笑いで「いい気味だ。汚い毛唐め。苦しめ。死ね」と口にしながら鋸を引いていったとさ。めでたし、めでたし。

いずれにせよ日本在住の外国人の皆さん、日本人の愛想の良さには気を付けて!

何故だ!何故、虫ケラ同然の貴様にこの私が・・・

ゲンゴロウ飼育からミナミヌマエビ飼育に転向してみて気付いた事なのですが、ステンレス枠とは言え60センチレギュラー水槽にミナミヌマエビ10匹では流石に忍びないのであります。
そんな矢先、アオミドロがデロデロと増殖し始めましたので、これを機に一気にミナミヌマエビ増量なのです。

で、20匹、近所のペットショップで購入。
コレで1000円、安いよね、ミナミヌマエビ
あ、エビは「匹」ではなく「尾」で数えるんだったなあ。
スミマセン、アタシ、ニホンニキテヒガアサイノデ、コトバ、フジユウナノデス。

いずれにしても、コレでミナミヌマエビ30尾、ダイナマイトが百五十屯なのです。
その結果、やっぱり殺風景なのであります。

そりゃ、まあ、そーだわな。
約50リットルの水に対し、2センチぐらいの半透明のエビが30尾居たところでなんも変わらんわ。
ビーシュリンプのような華やかさがなく、侘び寂び然とした風情漂うミナミヌマエビ、そんな見た目がこのエビの魅力なのですが、いかんせん小さい、存在感がない。だから侘び寂びの風情がある・・・と、まあ堂々巡りです。

そこで、水槽に適度に彩りを添えるべく、ミナミヌマエビと同居できる水棲生物を検討してみたのです。

まず魚類。
ダメですね。
私の大好きなオヤニラミカワアナゴミナミヌマエビが主食ですから。
つーか、メダカですらミナミヌマエビの赤ちゃん、食べちゃうもん。

では、両生類or爬虫類。
全てミナミヌマエビが主食です。

ザリガニや手長エビは言うに及ばず、スジエビはおろか、ヤマトヌマエビにさえ喰われるらしいです、ミナミヌマエビって。
カニは。モクズガニは論外として、サワガニにすら食われるだろうな。

鳥類。
カイツブリって、意外と水槽で飼えるかも。

哺乳類。
ニホンカワウソって、どこのペットショップで売ってますか?

人類。
近所の園児を誘拐してきて、水張った水槽に沈めて、「ふはははは。園児のホルマリン漬けだ~!」とかやったら、間違いなく警察にしょっ引かれるな。でも意外と無実になるかも。まあ、残りの一生、鉄格子の病室で過ごす事になるでしょうな。

昆虫類。
半翅目セミカメムシの仲間)だと、タガメタイコウチミズカマキリコオイムシ、マツモムシ。どれも普通にミナミヌマエビ喰います。
アメンボ。
あかいなあいうえお。

ヘビトンボの幼虫。
アレ、カッコイイよね。チェストバスターとプレデターを合体させたようなカッコ良さがある。でもミナミヌマエビ喰うし、そもそも水槽用クーラーがないと飼えませぬ。

ヤゴ。
悉くミナミヌマエビを喰います。

カゲロウ・カワゲラの幼虫。
まあ、ミナミヌマエビは喰わんだろうが、ザザムシは飼うものではなく喰うものだろ。それか、魚釣りの餌。

節子それドロップちゃう
なんで高畑監督が死んだ時は大騒ぎだったのに、野坂さんの死はなかった事にされているのだろう?ちなみに私は、アメリカひじきのほうが好きです。そーいや宮本輝先生の蛍川、父親が息子にオナニー指南するシーンしか憶えてないや。どんなお話しだったけ?いやはや、脳の老化が止りませぬ。

甲虫目。
ガムシ。
お前はダメだ。

ミズスマシ。
入手方法がワカラン。

う~ん、こう考えるとミナミヌマエビと混泳できる水棲生物っていないのね。
ん?なんだ?ミナミヌマエビ水槽にゴキブリが居るぞ。

あ。

そーです、ミナミヌマエビと問題なく混泳できる唯一の日本産水棲生物こそゲンゴロウなのでありますです!
すごいぞゲンゴロウ

あ、だったらガムシもOKなんじゃねーの?
ガムシ、やっぱりお前はダメだ。

実際、ミナミヌマエビのお父さんやお母さんはもとより、1ミリぐらいの赤ちゃんミナミヌマエビが目の前にいても知らんぷり。休んでいるゲンゴロウの背中を赤ちゃんミナミヌマエビが乗っかっていたりします。

エサが足りなければどーなるかは知りませんが、少なくとも我が家ではミナミヌマエビゲンゴロウ、平和に共存しております。
ミナミヌマエビの同居人をお探しの紳士淑女の皆さま方、ゲンゴロウという選択肢も考慮する価値がるやもしれませんぞ。

そもそもゲンゴロウって、日本だけでも37属・130種いると、ウィキぺディアさんがおしゃっておりますから。
で、ほとんどのゲンゴロウが1センチぐらい。「普通のゲンゴロウはデカ過ぎる!」ってバヤイ、そーゆー小さい種類のゲンゴロウってのもいますからね。
まあ、実際になにがしかのゲンゴロウを導入して、大切にしていたミナミヌマエビが全て喰い殺されても、当局は一切関知しないので悪しからず。

いずれにしても現在、我が家の水槽にはコガタノゲンゴロウ(当初の飼育目的)6匹、クロゲンゴウ(ゴキブリみたいな奴)5匹、シマゲンゴロウゲンゴロウで最も美麗で可愛い奴)7匹、コシマゲンゴロウ(パッとしない奴)5匹、ヒメゲンゴロウ(もっとパッツとしない奴)10匹、モンキマメゲンゴロウ(ゴキブリの初令幼虫みたいな奴)5匹が、それこそモゾモゾ蠢いておりますです。
満足です。

さて、水槽の水替えでもしますかな。

ほう、虫ケラも痛みを感じるのか?

ゲンゴロウと言えば、重装甲・高機動を誇る肉食性水棲昆虫ゆえ、他の生体を襲うイメージが強いのですが、実際は随分と様子が異なるです。
基本的に、生きている相手には興味がない、と言うか動いている相手を捕まえられないっぽいです。

そもそも目が悪いんでしょうね。
臭いで「ここいらに食べ物がある」とわかっても、目の前の冷凍赤虫に、半分くらいの確率で気が付かない。
だから、エサの周りをうろうろするばかり。で、空気切れを起して、慌てて水面に猛ダッシュ
その隙に、ミナミヌマエビ達がちゃっかりと冷凍赤虫をムシャムシャ。

見ていて非常にじれったい。

それと、本やネットで書かれている程、泳ぐのは得意ではない。
まあ、元はオサムシですからね。
真っ直ぐに泳ぐ分には結構なスピードが出るのですが、魚のようにそこから素早く方向転換とか急停止とかできない。だから、水底や流木にやたらと激突する。
そもそも、推進力の要である毛の生えたオール状の後ろ足、あれ、微妙な速度調整とかできないんでしょうね。自動車やオートバイのミッションに例えると、ローとトップしかないみたいな感じ。
幅の狭い水草の間などを、ぶつからないようにゆっくり泳ぐ際は、中足をジタバタさせながらヨチヨチ泳ぐ。
つーか、羽根と胴体の隙間に空気を溜めているモノだから、水草や流木やヒメタニシにしがみついていないと浮いちゃうし。

見ていて非常にじれったい。

で、コレが一番の発見なのですが、ゲンゴロウってすごく臭いのです。

ゲンゴロウが甲羅干しをしていると、な~んか甘ったるい、発酵物とも化学薬品ともつかない、絶妙な悪臭が漂います。あんまり鼻の良くない私でも「こりゃ臭い」って感じるぐらい臭いです、陸に上がったゲンゴロウって。

結論としては、かなりマヌケな動物です、ゲンゴロウって。
なんか、タガメと並ぶ2大スター水棲昆虫にみたいに扱われていますが、実際はこの両者キャラが真逆です。
どーやらゲンゴロウの成虫の自然界における役割って、魚などの死肉を貪るスカベンジャー(掃除屋さん)みたいです。ハゲワシとかシデムシとか、あーいった感じのパッとしない奴みたいです。

まあ、漢字で書くと「源五郎」ですからね。どこの村の百姓だよと思っていたら、どーやら悪代官だそうです。
つまり悪代官の成れの果てが、ゲンゴロウという水棲昆虫なのです。
まさに自然の神秘ですね。

そんな自然の神秘のゲンゴロウ、準盲で泳ぐのが苦手なものですから、基本的に動きません。
そもそも夜行性ですので、昼間は流木の裏や浮草の陰に隠れて動きません。

見ていて非常にツマラン。

そこでミナミヌマエビですよ、奥さん。
いや~、コレはオモシロイ。見ていて飽きない。
エビですから、コイツラも基本的に夜行性みたいなのですが、昼間っから水草だの流木だのソイルだのの表面を、小さなハサミでせっせとついばんでいます。自我のないこやつらですから、本能のままに機械的に生きているだけなのでしょうが、なんともいじらしいと言いますか、生命の深淵さを切々と訴えているようで、実に風情があるのです。

で、殖えるのよ。既に我が家でも殖え始めております。
別段、繁殖のための設備や環境を手配したワケでもなく、勝手に殖えるのです。
何もせずとも、大きな達成感・お得感を味わえるミナミヌマエビ
しかも安い。
水棲生物ペットとして、極めて優秀です。

そんなワケでして、今やゲンゴロウ飼育は二の次で、ミナミヌマエビ飼育が私の目的と化しております。

次が最後ですね。

虫ケラ以下の貴様に1回だけチャンスをやろう

場は整ったので、中身の調達なのです。

まずは濾過装置をどーするか?
魚類を始めとした水棲生物の飼育には、濾過装置は必須です。だからこそアンチテーゼとして、バランスドアクアリウムが光り輝くのです。

そりゃまあ、ブクブクを使った底面濾過ですな。
だって水槽のオマケでブクブクが付いてきたのですもの。ブクブク活用式の家庭用水棲生物飼育濾過装置で最も優秀である底面濾過装置、値段は1000円ぐらいですからね。これこそコスパというモノです。

ゲンゴロウってお尻で息をするのです。
正確には、お尻の先端を水面に突出し、空気を胴体と羽の隙間に取り入れ、水中活動中はその空気を呼吸するのよ。スキューバダイビング方式ですね。
だから、水面があんまり波立つと空気補充が上手くいかなのでよろしくない。
そーした観点からも、揚水力弱いので水面があまり波立たず、床材全てを濾過槽とする高効率なブクブク式底面濾過が適していると思うワケだと思うのです。

そりゃ、まあ、パワーフィルターがベストなんですけどね。
しかし、古めかしい、チープな設備で飼育する事が、ゲンゴロウ飼育の要諦のような気がしていまして。
そもそもパワーフィルター、高いし。いろんなメーカーが出していて、意外とお手頃価格のもありますが、ブランド崇拝主義者の私としてはエーハイム以外は選択肢にございません。実際、エーハイムのパワーフィルターが一番カッコイイし。
なによりも恐怖の自動車税7万6400円を控えた今、節約こそが正義なのであります。

底面濾過装置の場合、床材の選択が重要です。
そりゃアンタ、ソイルでしょ。
ソイルとは、「観賞魚水草赤玉土」です。
昔ながらの砂利、大磯と違って米研ぎよろしく洗わないで使える、つーか洗えない代物です。
土を固めたモノだから、米研ぎするとただの土に戻ってしまうのです。
そーゆー脆いモノですから、1年スパンで新品に交換しなければなりません。しかし、底面濾過装置もそのくらいのスパンでリセットしなければならないので、なんだかんだで相性のいい組み合わせだと思います、底面濾過装置とソイルって。

でですな、実はゲンゴロウって甲羅干しをするのです。
空を飛ぶために身体を乾かす以外にも、水中から出て甲羅干しをするのです。
何でするかと言うと、しないと身体にミズカビが生えるからです。
だからゲンゴロウを飼育する場合、甲羅干しができるスペースを用意しなければなりません。

どーするか?
そりゃ、流木ですよ。
水面にテッペンが飛び出るくらいのデカイ流木を使えば問題解決です。

そんで、買ったさ、流木、形もサイズもバッチリの3000円ぐらいの高級なヤツ。
流木はまず、アク抜きをしなければなりません。衣装ケースに水を張り、高級流木をドボン。
浮きます。

え~~~~~~~!!!

この高級流木、今なお庭にある水張った衣装ケースでプカプカ浮いています。
見えない部分に散々ドリルで穴をホガしたのですが、一向に沈む気配がない。
いつになったら沈むのやら・・・・。

そんなワケでして、今は暫定的に安物の貧相な流木2本を組み合わせて、どうにか甲羅干しスペースを確保している状況です。いとかなし。

水槽レイアウトと言えば水草です。
ゲンゴロウの水槽ですからね。可能な限り日本産の水草で構成したいものです。
そんでまあ、イロイロ買ってきて、ブツブツ植えたのですけどね。
流石にランドマークタワーとなるハズの流木がないので、殺風景を通り越して荒涼とした水槽レイアウトと相成りましたです。いや、水草を増やせばいいのですが、そうしちゃうと今度は流木が沈むようになった際、その設置場所がなくなってしまうではないですか。

このように、極めて不本意な水槽レイアウトのまま6匹のゲンゴロウを投入。
ついでに、掃除要員としてミナミヌマエビとヒメタニシも10匹ずつ配置。

ようやく、本格的なゲンゴロウアクアリウムがスタートしたのであります。

まだまだ続きます。

虫ケラの分際で・・・

そもそも「コガタノゲンゴロウ」とは、どのようなゲンゴロウなのか?
小型のゲンゴロウです。

いや、ホント、これが正式和名らしいです。家にある昆虫図鑑にもそう書いてありますし。なんでも、県によっては条例で捕獲禁止の稀少な昆虫らしいです。

姿形も色も配色も一般的に認知されているゲンゴロウそのものなのですが、サイズが二回りくらい小さいのよね。
クロゲンゴロウっているじゃないですか、まんまゴキブリみたいな奴。あれと同じくらいの大きさなのです。
で、「コガタノゲンゴロウ」と入力するのはメンドイので、以降は「ゲンゴロウ」と表記します。

そんなワケでして、最初は「おお、実にコンパクト!これなら梅酒瓶で余裕だな」とか思っていたのです。
梅酒瓶に水を張って、流木をと水草を入れて、ゲンゴロウを投入です。

で、しばらくそんな感じで飼っていたのよ。

そんなある日、近所のオートバイ屋の爺様が我が家の前を軽トラで通ったついでに立ち寄ったのです。
で、組み立て途中のTL125Sについて、2人であーだのこーだのとダベっていたのですが、爺様、軒下の梅酒瓶に気付きました。
「なんじゃいこれ?」
「これじゃダメだよ」
と、ありがたいダメ出しを賜わりました。

まあ、実際、なんか水は黒ずんで臭いし、アオミドロは絶好調だわ、悲惨な状態でしたからね。

水替えを毎日していれば問題なかったかもしれないのですが、私のやる事ですからね。週に2~3度くらいしか水替えせんかったのです。
それにゲンゴロウって肉食で、しかも魚のように丸のみではなく顎でガシガシ齧りながら食べるものですから、食べこぼしが多いのよ。だもんだから、余計に水が汚れるのよ。
それに梅酒瓶だとゲンゴロウがよく見えない。当たり前だが、ゲンゴロウの姿形が光の屈折で歪んじゃうのよね。

こーして梅酒瓶の限界を悟った私は、ちゃんとした水槽を購入する決意を固めたのであります。
それは同時に、使い道のない梅酒瓶の有効活用という、本来の目的から完全に逸脱した瞬間でした。

置き場所は、KZ1300A1のエンジンが鎮座していた玄関の土間。
かと言って、直に置くワケにもいかんので、水槽台が必要です。
・・・・・・・・・・・。

なーんか違うんだよね、スチール製の安い奴って。
ほうほう、ツーバイフォー材の自作モノってあるのね。そんなに高くないし、コレにすっか?
送料は・・・、うん、見なかった事にしよう。
つーか、これなら自分で作っちまったほうが安くていいじゃん。

つー事で、水槽台製作プロジェクトがスタート。
材料はツーバイフォー材ですからそんなに高くない。ホームセンターで購入し、ついでに寸法通りにカットしてもらい、ついでに木ネジも買って、全部で3000円くらいでしたです。もうちょっといったかな?

家に帰ったら早速組み立てです。ところが、ここで思わぬハプニング!
電動ドライバーのバッテリーが死にやがった・・・。
こーして、バッテリー代4000円が加算されます。

数日後、バッテリーが届き、気を取り直して組み立てだ!
そんな矢先、「待てよ、このまま組み立てたら、接合部分にニスが塗れないではないですか」と気付いてしまったのです。
ニスを塗るのは当初の計画だったのですが、接合部分の事までは気が回らなかったのです。

そんなワケでして、再度ホームセンターへGO!なのです。

すると何故か、オイルステンも購入。
ハケ塗りでキレイに仕上げる自信がないので、油性のニススプレーを購入。
合計で約5000円が加算されます。

そこからは一気に、とは行かず、ダラダラ作業して1週間後にようやく水槽台が完成。
うむ、なかなか上手くいきました。ホントかよ?
いずれにせよ、送料込みでも完成品を購入したほうが安く済んだという、私にありがちなオチがつきました。

こーしてようやく水槽を買うのですが、さてさて。
最近の水槽は枠がなくて随分とオシャレでハイセンスだなあ。
40代後半の、チビ・ハゲ・デブの不潔で臭いオッサンが、オシャレライフを志向する事ほどオゾマシイものはございません。、
「最も安いニッソーとかの普通の水槽でいいや」とか思いながら、ヤフオクをボーッと眺めていた私の目に、驚愕の出品が飛び込んできました。

私と同じか上の年代の人ならご存知だと思いますが、昔の水槽って枠がステンレス製なのよ。

今の水槽の枠って、上面と底面の横枠だけで、縦の接合部分は樹脂?かなんかだけで固定されているじゃない。
ところが、このステンレス枠水槽、縦の接合部分もステンレスの枠が渡らせているのです。それがなんとも重厚というか、野暮ったい風情がありまして。
なんか学校の理科室とかに置いてあるのが一番しっくり来るという、デザインとかオシャレとかとは隔絶された、悪い意味での至高の水槽なのです。

そんなステンレス枠水槽の「新品」が、同年代モノのブクブク(エアポンプ)とバイメタルサーモスタットがオマケでついてきて、送料込みでも今の新品水槽とそんなに変わらない価格で出品されていたのです。
そりゃアナタ、私のハートが鷲掴みされるのも当然で、間髪入れずに入札です。

こうして新品のステンレス枠水槽が、今はなきトモフジの当時物ステンレス枠水槽が、小豆色のスケルトンボディのブクブクと、趣のある厚紙製の箱に納められたバイメタルサーモスタットと共に、我が家の住人に加わったのです。
実にめでたい。

こーなると、ステンレス製の観賞魚用蛍光灯、それもチューリップ柄の切り抜きに赤と緑の色つき樹脂がはめ込んである奴とか、円筒形の青色の投げ込み式濾過器、そうだ水槽の壁面に吸盤で取り付ける最初期の連結式水作フィルター、そーいったモノらも欲しいいですなあ。

この時点で、梅酒瓶の有効活用どころか、「ゲンゴロウ飼育」という核心さえ忘却の彼方に消え去っていったのです。

まだ続きます。

この虫ケラが!

最近、ゲンゴロウを飼い始めたのですよ。
なんでかって言うと、まあ、すごい長い話になるので端折りません。

茨城に引っ越しす以前から私、ネプチューンオオカブトの幼虫を2匹飼っていたのです。
何故、ヘラクレスでなくネプチューンだったかと言うと、私が単にへそ曲がりなだけです。

当然ながらデカイ幼虫です。ネプチューンですからね。そんなワケでして、5リットルの梅酒瓶を2つ用意して、それぞれに1匹ずつ入れて飼っていたのよね。
そんでまあ、ネプチューン達は無事に成虫になりまして、天寿を全う致しました。
殖えませんでした。ビジネス失敗。

こーして我が家には、使い物にならないデカイ梅酒瓶が2つ、不良在庫として居座る事になったのです。

それから幾星霜。
今年の春先、コタツと石油ストーブを片付けていると、私の脳内に福音が鳴り響いたのです。
「そーだ、アノ使い道のない梅酒瓶でビオトープと洒落込もう!」と。

いやですね、ボトルアクアリウムという小洒落たインテリアってあるのですよ。
まあ、バランスドアクアリウム(調和水槽)という、究極の水棲生物飼育術をインテリアに応用した、新機軸の園芸です。

当時の私は、妙に園芸づいておりまして、酔っ払った勢いで10万円ぐらいの真柏盆栽を買いそうな勢いだったのです。
シラフ状態の私の脳ミソは、このままでは枯らしてしまうのが必定の盆栽に大枚をブッ込みそうな精神状態を危惧しており、何らかの代替措置を求めておりました。

で、ボトルアクアリウム

水草は、まあ、イイんですよ。好きなの選べば。
問題はそのパートナー。

原則、メダカ・ミナミヌマエビ・ヒメタニシのゴールデントリオ、天下無双のトライアングルが真っ先に頭に浮かびます。
だが、それではツマラン。
そんで候補に挙がったのがアカハライモリ

梅酒瓶ですからね、濾過装置は使えんですから、水中の溶存酸素を必要としない、空気呼吸をする生物に絞らざるを得ない。
つーか、「濾過装置云々」と言った時点で全くもってバランスドアクアリウムじゃないし。
いずれにせよ、梅酒瓶でアカハライモリを飼う方向で進もうと決断する直前、幸いな事にその重大な欠陥に気付いたのです。

我が家には、アオジタトカゲがいるじゃないか・・・。

そーです。私基準ではトカゲもイモリも同じキャラなのです。
アカハライモリはオオサンショウオウの親戚で、オオサンショウウオ的なトカゲがアオジタトカゲなのですから、三段論法チックに至る結論は、アカハライモリアオジタトカゲなのです。
我が家では、キャラの被りは御法度です。

て、どーしたものか?
そーだ!オオサンショウウオを梅酒瓶で飼えばいいんだ!
飼えない、飼えない。
法律とかクリアして本当に飼ったら、「オオサンショウウオの焼酎漬け」みたいになんだろうなあ。
それは動物虐待です。

実は、こーいった思考過程の最中、既に「ゲンゴロウ」という選択は考慮しておりました。
そもそも私、水棲昆虫に並々ならぬ思い入れがありまして。

ガキの頃から、カブトムシ・クワガタ・オオカマキリトノサマバッタ・オニヤンマといったスター昆虫よりも、タガメゲンゴロウミズカマキリタイコウチコオイムシ、マツモムシ、ミズスマシといった水棲昆虫が好きだったのです。
ガムシ?お前はダメだ。
特に昨年、NHKの「ダーウィンが来た!」のタガメの巻。マムシを捕食するタガメの雄姿には心から感動させられました。いや、やっぱスゲーわタガメ。そりゃ、噛まれりゃあんだけ痛いのも納得できます。

そんな水棲昆虫に対する、新鮮な感動・興奮・憧憬があったのでしょうね。
結局、梅酒瓶でゲンゴロウを飼う事にしたのです。

そんで、ヤフオクで「コガタノゲンゴロウ」を落札。
なんか「オス・メス3ペア」という事で、6匹のコガタノゲンゴロウが我が家にやって来たのです。そして、3匹ずつ2つの梅酒瓶による飼育を開始しましたです。

ところがそれからが、まあ、私の机上の空論なんか猫パンチで容易く瓦解するのは自明の理でして、コガタノゲンゴロウ6匹にてんやわんやの大騒ぎ。

ま、これが「動物を飼う」という行為の本質なのでしょうなあ。

続くのです。