直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

実際に比べてみないとワカリマセン(腰上編)

イメージ 1
XL125Sの腰上関係です。ホントにツマラン画像であります。

で、TL125Sとの相違点です。
バルブはXL125SのほうがINもEXも大きいです。
つまり、両車のバルブに互換性はなし。

カムシャフトも違うみたいです。
まあ、TL125Sのカムシャフトがないのでなんとも言えませんが、TL125SのヘッドにXL125Sのカムシャフトを載せてみると右端の受けがブカブカです。何故なら、XL125Sのカムシャフトの右端にはスペーサーがカマされるからです。
では、そのスペーサーをカマせてTL125Sのヘッドに載せてみると・・・今度はスペーサーの直径がでかすぎてハマりません。

で、元々の正体不明のカムシャフトとの違いです。
右端部分の太さも長さも違います。細くて長いです。
ちなみにこの正体不明のカム、TL125Sのヘッドにも付きません。ガバガバです。左側のヘッドに乗っかる部分もブカブカです。
たぶんコレ、CB90とかSL125とかヘッドカバー&ヘッドが一体型の、この系列エンジンの古いタイプ用なのでしょうな。

それと、点火方式が違いうためか、ガバナーやコントロールユニットが取り付く部分のシャフトの長さが違います。XL125Sのほうが長いです。カムのプロフィールも違うのかしら?

シリンダーやピストンは、互換性があるっぽいです。
シリンダーは微妙に違いますがそのまま使えそう。ピストンにいたっては、見た感じは同じ物のようです。
まあ、確証はありませんが。

ただここで要注意なのは、TL125Sの最初期型。現物は見た事はありませんが、最初期のTL125は122cc、それ以降は124cc。ボアなのか、ストロークなのかは知りませんが、正確な排気量が違うので、互換性があるのかどうかはわかりません。

そんでまあ、今あるTL125Sのヘッドを使うとするとですな。
まず、このヘッド、カムシャフトを受ける部分に、鳥の糞みたいなモノがこびりついております。

そもそもですな、手持ちのTL125Sのヘッド、元は家にあった丸ごとエンジンから外したものです。
ところがですね、何を思ったのか私、このエンジンの腰上をバラしたのです。たぶん邪魔くさいから部品にしてダンボールに入れてしまっておこうと考えたのでしょうな。

ところが途中でメンドクサくなり、腰下はそのまま庭先に放置。茨城県だって雨が降りますから、数年もかっぽってりゃ、そりゃ錆びますよ。こーして腰下がいい加減にサビサビが限界に達した頃を見計らったかのように、金属専門の回収業者が我が家の前を通ります。
私はすかさず回収屋さんを呼び止め、TL125Sのエンジン腰下を持って行ってもらいましたとさ。めでたし、めでたし。
その時、他のTL125Sの部品も持って行ってもらった気がするので、その中にカムシャフトも混じっていたのかも。いずれにせよTL125Sのカムがないので、なんとかして入手しなければなりません。
いやはや、ホントに私ってバカですね。

で、この先の選択肢は2つ。
1つはカムシャフトだけヤフオクで入手し、ヘッドは内燃機屋さん行き。
もう1つは、ヤフオクでTL125Sのエンジンを丸ごと購入。

まあ、左側クランクケースの件もあるので、エンジン丸ごとが最適解でしょうな。
でも、そーなると、元のエンジンは、丸ごとゴミって事になるですな。

こーゆーの、世間一般では「ドツボにハマる」と申します。

さて、月々3千円も随分と前借してしまいましたから、TL125Sはしばらくお休みですな。
てなワケで、明日からZ/KZ1300に戻るです。