ブラストまでは個人でもなんとかなるのですが・・・
久しぶりにブラストぞりぞり。
ホント嫌いです、ブラストって。なにがイヤって、やった後、胸が差し込むように痛くなるからです。
だからマスクしろって。
いずれにしても、オイルパン如きでこんだけシンドイのですからヘッドやシリンダー、果てはクランクケースなんか冗談じゃありませんよ。
もう、外注ガンコート決定です。
そんでまあ、素朴な疑問です。
エンジンって、加工してからブラスト&塗装なのかしら?
それとも、ブラスト&塗装してから加工なのかしら?
今のところ、ブラスト&塗装してから加工するのが優勢であります。
実際、今回のオイルパン、それなりに頑張って布ガムテープでマスキングしたのですが、結構な量のアルミ砂が侵入していましたです。
せっかくホーニングしたシリンダーやシートカットしたヘッドをブラストするのって、やはり生理的にと言いますか、精神衛生的に好ましくないです。
でも、ブラスト&塗装してから加工に出した場合、せっかくの塗装に傷が付いたり、消せない汚れが付くかもしれません。
エンジンの機能上、全くもってもどーでもいい事ですが、道楽ですから気になるです。
いやですね、私の人格・生活様式に照らすとですな、本当ならオートバイのエンジンの表面なんかブラストかけっ放しでいいのです。つーか、私の好みって、そーゆーのが似合うオートバなのです。
しかし物事には例外がありまして。その例外がZ/KZ1300なのですな。
まあ、水冷エンジンってのもありますが、とにかく「使い込んだ風合い」というのは、Z/KZ1300には似合わんと思うのです。
例えば、ショベルやW1や空冷ZやSRのエンジンは、風雪に耐え夏の暑さや冬の寒さ、時の流れに身を委ね、歴史を重ねるかの如くジンワリと朽ちていく風情が大変結構だと思うのです。
しかし、Z/KZ1300やGSX1100SやドカティMHRやBMWのR100とかは、アンチエイジングでヒアルロン酸のコラーゲンでモンドセレクション3年連続金賞ぐらい、叶姉妹でなければならないと思うのです。
ライターに例えると、空冷Zはジッポで、Z/KZ1300はデュポンって感じですな。
まあコレは、あくまで個々人によって違うのでしょうから、私の感性が変なのかもしれません。
でもまあ、オートバイなんざ所詮は道楽ですからな。
外野の正論や世間の流行などといった世迷言など完全シカトで、自分の美意識・価値観に忠実に邁進するのが愉快だと思いますです。
まあ、師匠(冷笑)に絶対服従のカスタム道(嘲笑)もあるそうですから、そーいった貧しい感性・精神のオートバイ好きの人々には理解できんでしょうが。