直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

ラッカーの何かダメな感じって好き

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「自分は、ヤフオク→部品取り車で入手した●●なるオートバイを新車かの如く復活させます!」って。
企画としては愉快ですな。
まあ、私もソレをやっているワケでして。

でですな。
こーゆー企画、実は難しいのですよ。
それは何故か?
過程が退屈だからです。
今のご時世、オンボロ部品の再生とかバッチリやってくれる人・会社いるのです。そこにお金を払ってお願いして、ボロボロ部品がパリッとして帰ってきて、それを組み立てるだけで。
本人にしてみれば、それで良いのですよ。

でも、読者サイドにしてみれば、「逆巻く波濤を押しつぶし、掲げし錦の御旗に集うのは、悪戦苦闘ぞ我が誉れ、菊門捻じ込むバイブこそ、戦友貴様の心意気」ってド変態が七転八倒して悶え苦しみエクレチオンした果てに、柔和で黄昏た微笑を静かに浮かべつつ、「ホームレス救済」なるボランティア(偽善者)の炊き出しの行列に並ぶ哀しき一つの欠陥永久機関を、望んでいると思いますです。

でもですなあ~。安全圏内で結構、オートバイぐらいならパリッと仕上がってしまうのですよ。
私のZ1300、そーなるでしょう。要は200万ぐらいでなんとかなりそうです。

でもですな、私、貧乏だから、200万をなんとか180万ぐらいにしたいのです。で、去年の秋からがんばっているのです。

あー。

これ、私が尊敬する人の言葉ですが「自動車の外見は確かに重要だ。しかし、実際に自分がその自動車と最も長い持間、直に付き合うのは内装だ。だから、自分のモノにするのであれば、自動車の内装こそ最重要課題である」、と。
私はこの見解に完全同意です。

自動車は外装と内装がハッキリと分かれているけど、オートバイってその辺りが曖昧ですな。
でも、まあ、オートバイにおける内装って、シートに跨って軽く俯いて目に入る部品一切って事でしょうな。

すなわち、メーターであり、インジケーターであり、イグニッション・キー・シリンダーであり、ヘッドライトケースであり、トップブリッジであり、ハンドル・バーであり、スイッチであり、グリップであり、マスターシリンダーであり、進角調整レバーであり、ガソリンタンクであり、タンクキャップであると思うのですよ。

こーした辺りって、結構簡単に社外品に交換できるよね。
つまり、こーいった辺りがどーなっているかを見れば、そのオートバイのオーナーさんのセンス、つーか「知性」の判断材料になるのですよ。

何をか言わんと思いましたが、まあ、コレ、読んでいる人、アナタが頭に思い浮かべた通りの事ですよ。
すなわち、ヨシムラのテンプメーター?定番の?アレを付けているGPZ900Rは絶望的にダサいと思いますです。

てなワケでして私のZ1300、この辺の部品でがんばってみようと思います。ラッカーでパリッとしてみようとがんばっています。ベストは漆なのですが、最近、「ラッカーはアリ」と思い始めてしまいましたもので。

で、ラッカーって、自然乾燥で完全硬化ですから時間がかかります。
プラサフを吹くく。1週間放置。研ぐ。プラサフを吹く。1週間放置。研ぐ・・。そんなの5ヵ月くらいやっています。

うん。こんなトンチンカンな事をやる以外、人生の空白を埋める術がない、私のような中年キモオタデブニートもなんとか生きていける日本はスバラシイ国なのです。滅びるけどな。