やっぱり、ショベルは最高なのです
ぼそぼそと、物置の整理整頓をしてるのですが、全くはかどりません。
何故か?
私がキライだからです。
でまあ、とりあえず点火系。
アドバンスユニットが2つ、パルシングコイル単体が1つ。
なんざんしょうね?コレ。どーして、我が家にあるのか。今なお謎です。
ICイグナイター、コレはあってもなくてもどーでもよろしい。セミトラのA1・2にはASウオタニという強い味方がいますから。一方、A3以降のフルトラ車は最悪でしょうなあ。
でもって画像の右上の白い物体、コレ何なのでしょうね?
なんでもレジスターだか何だか、まあ抵抗を増やす部品です。
今のプラグって「抵抗付き」、Rって付くじゃないですか。で、抵抗付きではないプラグも、この部品のお蔭で抵抗付きに!まあ、そんな感じの無意味な部品です。
はあ~、本当にメンドクサイ。だいたい、原付でさえレストアなんて死ぬほどメンドクサイのに、よっりにもよってZ1300。やるもんじゃあア~リマセン。
で、「月々3万円」なるこの書庫の謳い文句を、じっくりと考えてみました。
月々3万円なら、1年で36万円。3年なら108万円。煩悩の数と一緒ですな。
でなく、これなら普通にショベル、買えるんじゃね?
一応言っておきますが、エボ以降とショベル以前は同じハーレーのビッグツインでも全くの別物です。
普通、大枚はたいてハーレーに乗るなら、鉄シリンダー以外は意味ないと思うです。だって、国産ビッグアメリカンとアルミブロックのハーレー、そんなに変わらんですもの。それでも新車のハーレーを買うって事は、ブランド崇拝の痛い人・・・うわなにをするやめr
そんなショベルが今、ブームも下火になり、ヤフオクなら150万以下で購入可能。
むむむむむ。
ぶっちゃけ、Z1300より運転して楽しいですからな、ショベル。
格好良さも、FL系・FX系は言うに及ばず、フロント16・19・21インチ、どれもイカしていますです。
つーか、ショベルより格好良いオートバイなんて、デュオや48のパン、戦時生産型のナックル、ベロセットのMAC350、ブラフシューペリアSS100、ビンセント・ブラックシャドウ、MVアグスタの空冷四気筒750ぐらいしかないんでないの?
てかZ1300、ハーレーやBMWといった当時の最強ツアラー達の良いとこ取りをして、中途半端になったて感じのオートバイです。
ショベルなら部品も豊富だし簡単に安く手に入ります。意外と思う人も多いですが、例えばショベルのブレーキローター、1枚1万円ですよ。いくら車両価格が高くても、結局は購入後にOHするのが前提のオートバイ。そうなったとき、自分で直す分にはSRやカブとそんなにお値段的には変わらんのがショベルです。、
逆に言うと、「ショベルのヘッドOHは30万円」ての、かなりのボッタクリです。だって、2気筒でバルブ4つしかないのに、そんなにお金が必要なワケありませんから。腰上をバラすのも超ラクチン。Z1300のメーターを外すのより簡単です。
技術料?エンジンの構造自体、SRやカブよりレベル低いですよ。だってOHVなのですもの。
タペット調整などプッシュロッドでチョチョイのチョイですぞ。つーか整備性に関しては、世界最強でしょうなショベル。それの工賃が、なんで水冷・四気筒に匹敵するのか意味不明です。まあ、腰下に関しては、組み立て式クランクですから、芯出しなど多少の技術が要りますけど、腰上に関しては「えっ」ってくらい単純ですもの。
まあショベル、免許取りたての人には敷居は高いかもしれませんが、基本的に地球環境とお財布には厳しい代わりに、旅行やメカいじりが好きなオートバイな人々には本当に優しい乗り物です。
ああ、やっぱり欲しいなあショベル・・・「あの青春の日々よもう一度!」と、老害の心の叫びなのです。
翻ってZ1300、まあ、最悪です。もうイヤだよ、こんなオートバイ・・・。
私のオートバイに関する価値観と照らし合わせた限り、ショベルの素晴らしさの前にはZ1300なんて完敗のクソゴミですよ。
だからこそ、人生が詰んだオッサンである私は、あえてZ1300で進んでみようと思うのです。