直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

ゴキブリ論

ゴキブリねえ。まあ、別に普通ですよ。
気持ち悪くも、怖くもありませんですな。

昔、北海道から東京に出てきた人なんですけどね、生まれて初めてゴキブリを見たそうなのですよ。
氏曰く「あんなオゾマシイ物、何で存在するのですか!」と、まるで私が東京にゴキブリを蔓延させたかの如く、苦情を訴えてきたのです。
・・・たく、テメエがホモにつきまとわれて、一目ぼれした女の子への恋路を邪魔され、それを私が解決してやった恩も忘れやがって。普通に考えて、ゴキブリよりホモの一途な恋愛感情のほうが怖いだろが。

でなくてですな、まあ、ゴキブリって原則、人畜無害じゃないですか。
バイ菌をばら撒く?ゴキブリが振り撒くバイ菌程度で健康を害するなら、アナタ、スギ花粉で呼吸困難を起こして死にますよ。

私は、サソリだろうが、クモだろうが、ミミズだろうが、毛虫だろうが、ウデムシだろうが、ヒヨケムシだろうが、この手の動物が全く平気です。ゴキブリなど、素手で捕まえられますです。
すなわち、いてもいなくてもどーでも良い存在なのです、私にとってのゴキブリは。だから、我が家に出現しても、別に退治する必要はないのですな。

でもですな、世間一般で「ゴキブリ=害毒」と認識されています。
となると、世間一般のお墨付きをいただいた以上、道楽でゴキブリを殺しても罪科を追及されることはありません。人権ないですし、ゴキブリには。
だから、私の殺戮の快楽を堪能するアイテムとして、ゴキブリは存在するのです。サイズもちょうどいいですし。

いろんな殺害方法を試しましたが、最強はオートバイ整備で使うスプレー式のキャブクリーナー。
エアガンで体半分が吹っ飛んでさえ逃げ回るゴキブリでも、この薬品を浴びると数秒間は阿鼻叫喚であがきまくりますが、すぐ死にます。
庭の生け垣に毛虫が大量発生した時も、キャブクリーナーを使用しました。お蔭で毛虫は全滅。
生け垣も全滅しましたが。

何が言いたいかというと、社会や政府が「コレは悪」と認定したものに対し、善良で良識ある一般市民でさえ、残虐極まりない殺人鬼になってしまうという事。

魔女狩り裁判とか、ナチスドイツのホロコーストポル・ポト毛沢東のやった知識階級の大量虐殺。
こーした人類レベルの犯罪、キチガイ独裁者が煽ったかもしれませんが、それに応じた大衆の罪ですよ。

「ゴキブリとニンゲンは違う!」と、思考停止したご都合主義の皆さんはおっしゃるでしょうが、ゴキブリとニンゲンの命、どっちが大切なのか、実はお釈迦様にもワカリマセン。捨身虎飼ってあんでしょ。

ゴキブリやサメやイノシシや肉牛は殺していいが、パンダやイルカやゾウガメやニンゲンは殺しちゃダメ。
パンダ・イルカ・ゾウガメは百歩譲って、それでもニンゲンは殺しちゃダメ!

まあ、ニンゲン殺してOK!ってなったら、人間社会はホーカイしますわな。
そうなのです、コレが人間社会の限界なのです。

特定の動物は殺してOKでニンゲンはダメ。て事は、全く公平ではありませんよね。それでスタートしているから、欧米の環境保護とか動物愛護って観念、トンチンカンでグロテスクなのですよ。
それが神に地球の管理を任された万物の霊長?どの口が、そんな戯言をほざいているのでしょうかね?

てなわけで、私はキリスト教が嫌いなのです。