直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

巨星堕つ

「さあ食え、俺を食え!俺の顔に獣のごとくかぶりつけ!!」
 
「え、嫌です~」
 
「貴様、何を躊躇しておる!早く俺を食い殺して生きのびろ!誰かを殺して生きのびる、これこそニンゲンの正しい営みだろうが」
 
「・・・てかアンタ、すでにアンコ(脳みそ)むき出しで、ハエとかたかっているじゃないですか。人道的より衛生的に嫌ですよ・・・」
 
「き、貴様~共産主義者帝国主義の右翼だな!ならばカバオ君に食べてもらおう。これで私の論理的正当性は証明されるはずだ!カバオ、食え!」
 
カバオ「腐っているから嫌だあ~」
 
ズガガガ~、ドカ~ン、パンパン、ザクザク、ムシャムシャ、カバオは死にました。
 
「クソ、手間かけさせやがって、さあ、食えよ、俺を食え!」
 
「自己犠牲的善意を他人に押し付けるなんて、どれだけ野蛮なんだよメロンパンナちゃんは・・・」
 
あ、アンパンマンじゃなかったんだ。
 
やなせ先生、心よりご冥福をお祈りします。