直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

サイドドレンの予備って1セットしか持っていなかったんだ・・・

部品が揃ってしまいましたので、ようやくキャブが組み立てられました。
で、さっそく車体に仮組。
まあ、そりゃあ、付きますな。
アクセルワイヤーや燃料ホースやらを繋げなくてはいけないのですが、メンドクサイので今日はパスです。
 
そうそう、油面の調整をしなくてはイケマセン。
でも、これも点滴とかを引っ張り出さなくてはイケナイのでこれもパスです。
 
キャブの油面調整、普通は何やらノギスみたいな専用工具を使うみたいですが、私は持っていないので使う事ができないのです。
でもできるのです。
 
キャブのフロート室の底にはドレン(栓)があり、ここに透明のビニールチューブをブッ挿して、反対側をグルリンと空に向ければOKです。
ドレンプラグを緩めると、フロート室内に溜まったガソリンがゴムチューブの中を通り、フロート内の油面と同じ高さで止まるのです。
この際Z/KZ1300のノーマルキャブだと、油面はボディとフロートの継ぎ目より下で、その距離が6..5~8.5mmの範囲になっていればOKです。
だって、サービスマニュアルにそー書いてありますから。
 
いずれにしても、この数値内に収まらない場合はもう一回バラして、フロート本体のバルブと当たる部分の爪を、起こしたり寝かせたりして調整するのであります。これが非常にメンドクサイ・・・
 
まあ、油面はあんまり大幅にズレたりしないですから、規定値内かどうか確認するようなものです。
 
さて、大概のZ/KZ1300の場合、これで油面調整・確認をするのはOKなのですが、問題は最初期型・A1のキャブ。
栓が単なるネジなので、ビニールチューブが挿せないのです。
だから、件のノギスのような専門工具が必要です。
そもそも、キャブを外さないと油面調整ができないので不便です。
 
つまり最初期型のキャブの場合、結論としては、可能であればOH時にサイドドレンタイプのフロート室に交換するのがおススメです。
つーか私も今回、予備があったのでそーしましたのです。
 
明日は天気が悪いそうですから、油面調整は当分先になりそうです。
さて、ビールでも飲みますか。
 
※訂正
サイドドレインではないフロート室の場合、カワサキ純正の特殊工具「サイドドレインに変身させるアダプター」を使って油面確認・調整をするのが正しいです。ちなみに、純正新品が手に入るです。7000円ぐらいしますです。