直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

オートバイを直すぞい!

恋する乙女かの如く、積極的で殺人的な夏の暑さもヨヨヨヨ~となった最近。
中断していたオートバイ修理を再開しましたです。
 
私が修理しているオートバイはカワサキ製のKZ1300A1というオートバイでして。
古過ぎもせず、新しくもない、21世紀にはモロモロメンドクサイ代物です。
 
以前、同じオートバイのA5ってのを持っていたのですが、やっぱA1が一番カッコ良いので最初からやり直しです。
 
で、先週、調子にノッて原付でコケました。
20年ぶりにオートバイでコケました。恥ずかしいです。
自動車の人に「大丈夫?」とか言われてしまいました。
死にたいです。
 
で、ですな、KZ1300の純正キャブはSJ(スロージェット)の取り外しが鬼門なのです。
バラしてみたら案の定、、2番と5番が外れませんでした。
 
解説しよう!
KZ1300・Z1300の純正キャブ、オートバイ自体が異端なので、キャブも異端。
すごくヘンなキャブなのです。
ワンボディ・2気筒対応で、キャブ3つで6気筒に対応しています。まあそれは良いのですよ。
 
問題はSJ。バカみたいに小さくモロいのです。
 
SJは真鍮製でネジ回しで締めたり緩めたりしただけで、SJの頭部分が歪んでしまいます。
で、SJが入っている筒の内径以上にSJが歪んで大きくなってしまうと、特にメクラ蓋用のネジの♀部分に、歪んで広がったSJの頭が引っ掛かり出てこないのです。
真鍮製だから磁石に引っ付かないし、スペースがないからピンセットでも摘まめませんし、穴が貫通しているから反対から高圧エアを吹いても意味がないです。
 
この場合、筒の内側のネジ山部分をリューターでボソボソ削るのです。
いろんな意味でイヤな作業なのです。
 
・・・自分でオートバイをイジったりしない人はもとより、イジる人にも絶対に理解できない「解説」ですな。
人にわかるような文章を書くのは難しいです。しかし、私のような文章力ゼロの人間にはコレが限界であります。
自分に嫌気がさし、生きるのに疲れました。死にたいです。
 
とにかくですな、KZ・Z1300のノーマルキャブを自分でOHしようと思っている人、このSJは要注意ですぞ!
 
逆にこのキャブ、ヘンテコリンな代物ですが、他はあんまり問題ないです。新品部品を組み込んだら、油面や同調をしっかりするとさらに良いです。
さすれば普通に絶好調で、その後はまずオカシクならないです。
 
30年以上前のオートバイですが、KZ・Z1300って工業製品として非常に優秀なのです。