「老後の不安」という具体的な目的があってこそのテキトー人生

私、だいたい朝の７～10時ぐらいに起きるのですよ。

それから、ミルクたっぷりのクソ甘いインスタントコーヒーを飲みながら、3時間ぐらいボーっとするのです。

それから家事をします。仕事があれば働きます。まあ2時間ぐらいですが。

そんで、風呂を沸かしてですな入るんですよ。風呂から上がればビールを飲みます。

汗が引いて、服着て、スーパーに酒の肴を買いに行って、あとはグダグダ酒を飲みます。

そんでまあ、夜の12時ぐらいに寝ます。

こんな生活で月に5千円～60万円ぐらい稼ぎます。そんなの20年近く続けています。

ホント、こんな生活からさっさと足を洗うべきですな。

でもまあ、別に人間、自身の能力フル・スロットルで働く必要はないと思いますです。

常にフル・スロットルである事を美徳みたいにしてさあ、「お前冗談かよ？」って感じで働いている人。まあ、そーゆー人って、確かに私の何倍も年収があって、家族があって幸せで、社会的にも評価されているワケですよ。

でも、アンタの能力なら、その7割がたでも、そこそこ普通に家族を何不自由なく養いながら幸せに生きていけんじゃね？と、余計なお世話的に感じてしまうのです。

なーんでこんな事を書き出したかというと、何でもこの前の日曜日、関東地方に雪が降ったらしいのですよ。

で、風呂から上がったら、TBSの夕方のニュースでね、アホなキャスター（嘲笑）が、「日曜日だから良かったものの、コレが平日であればですな、帰宅難民でなく、通勤難民です（本人的にはうまいこと言ったらしい）。こーゆー事態fが起きた際、企業は、朝の会議はキャンセルして午後に回すなどの措置を講じ、社員の午前10時出勤を認めてあげましょう」って言っていたのよね。

はぁ～～～～～～～！！！

私はため息を絶叫した。

イヤイヤイヤ。雪降ってさ、電車やバスが止まったら、普通にその日は休みでしょ？

何？そんなにしてまで働かなくちゃいけないの？

そんなにしてまで、無理して働かないと、会社が勘弁してくれる生産性が維持できない無能なの、アンタ？

つーかさ、何だよ「大雪降って公共交通機関が麻痺したから10時出勤でも遅刻扱いにしないであげよう」って感覚。

普通、会社って9時出勤だよな。背広の皆さんは。それを1時間だけ遅らせるから、十分な措置を講じったて感覚。

あらゆる意味で狂っているだろ。

自然だよ、気象現象だよ。

東日本大震災が起きた2011年3月11日、例えば午後7時の時点で、「君が釜石市にいて、現在、避難所でずぶ濡れの背広姿でがくがく震えているのは確認済みだ。その点を考慮し、本日の営業日報を未だに提出していない件に関しては、今から5分以内に提出すれば即時解雇処分を先送りしてあげよう」って会社があったとしますよね。まあ、いっぱいあったのですけど。

何、この人権蹂躙。日本って、こーゆー人権蹂躙、普通なのよね。

自分の能力100％を経済活動に捧げる事が義務化している社会なんてアホですよ。

テキトーにしときゃいいんですよ。

つーかさ、高度経済成長って成功体験があるから、オッサン上司はメンドイのよね。ガムシャラ社員であった先輩・上司が出世したからという事例を散々見ていますから。

あーのね、日本は衰退期に入ったのよ。先がないのよ。あの栄光の日々は絶対に訪れないのよ。日本は滅びるのよ。

やがて滅びる日本で、報いられる事もなく、目先の金に支配されがむしゃらに働くのは損ですよ。

ご自身の能力の6～7割で社会・経済に貢献しておけばいいんじゃないの？それは別に不誠実な生き方ではないですです。

たぶん、世間の評価や民族の矜恃なんてクダラナイ事より、アンタにとって優先すべきモノがあると思うです。

いずれにせよ人間はなるようにしかならんです。で、今の日本は怠惰と閉塞感に満ち満ちておりまして、やがて閉店です。

がんばるより、テキトーにあしらうのが正解ですよ。