直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

「年端もいかない子供たちまで殺しやがって・・・貴様の血は何色だ!」「緑色じゃい、文句あっか?」

オートバイのオイル交換をしてみました。
昨年の春先に買ってから、これが3回目。

最初のオイル交換はビックリしました。何故なら、オイルがほとんど入っていなかったからです。で、まあ、カストロールの安い半合成油を入れたのですな。それでエンジン始動確認とか、キャブ調整とか、電動ファンのチェックや冷却水のエア抜きとかしたのです。

で、国内登録・車検前に、再び同じカストロールの安物半合成油に交換。
現在に至りました。

そして今回、カワサキ純正の全化学合成油に交換したのです。
「冴強」って名前のヤツです。川崎重工、アンタ悪ノリしてない?

中身はelfみたいです。それをカワサキ・ブランドで売っているだけみたいな。
で、知ってはいたものの、改めて色を見てビックリ。
緑色なのです、このオイル。

カワサキのメーカーカラーは黄緑色。欧米人にとって縁起の悪い色です。「カワサキ=邪悪=強い」って事なのでしょう。そもそも欧米人、何かにつけて事物に邪悪な名前を付けるのが好きみたいですから、こーゆー販売戦略もありなのでしょうな。

でもですな、なんでエンジンオイルまで緑色なんでしょう・・・
はっきり言ってキモチワルイです。ロイヤルパープルに匹敵するキモチワルさです。
とは言え、「プレデター」なる空想上の誇り高く美しき戦闘民族っていますよね。彼らの血は緑色です。まあ、つまりZX-12RやZZR14000は、YZF-R1やGSX-1300Rハヤブサといった好敵手に敬意を払い、戦いの後、相手の頭蓋骨をはぎ取るそんなイメージなのでしょう。
違うか。

まあ、そんなこんなで私のオートバイの血の色は緑色になりました。
冷却水も緑色なので、プレデター感が向上し結構な事です。

てか、冴強、モノタロウさんだと1リットル2000円しないから、普通のR4とあんまり変わらないのですよ。で、10w-50という事で、夏場、しかもオーバーヒート気味の私のオートバイに多少なりとも適しているのではないかと。そんな都合の良い考えで使ってみる事にしましたです。

私のKZ1300はA1なので、エンジンオイルは4.6リットルしか入りませんから、経済的なのです。これが、A2になると5.3リットル、A3~A5は6.2リットル、インジェクションのZGは確か6リットル。
うん、バカなのです。

マイナーチェンジごとにオイル量が増えているという事は、多少なりとも冷却性の向上とかも考えていたのでしょうか?まあ、メインはクランクシャフト自体と受け側の保護が目的なのでしょうが、オートバイでこのオイル量、あんまないでしょうな。

オイルがたくさん必要だから、モチュールの300Vとか使っていると破産してしまいます。かと言って、安いオイルを使うのも如何なものですし。悩ましいですなあ。

これからZ/KZ1300のご購入を検討されている皆さん、こーゆー感じでこのオートバイ、無駄に維持費がかかるです。だから、買わないほうがいいですよ、このオートバイ。ワルキューレツインカム88を買った方が、絶対幸せになれますって。