直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

梅雨の晴れ間のツーリングは楽しいのです

オーバーヒートし易い症状を改めて確認するため、昨日~今日とお泊りツーリング。
ああ、もう、しょうがないなあ。本当は行きたくなかったのですが、オートバイの調子を良くするために仕方がないのです。
 
家を出て、国道123号線で栃木県を目指すのです。いやいや123号線、ウチの近所の国道で一番良いですなあ。道の駅かつらを過ぎ、那珂川に架かる鉄橋を越えるのです。すぐの信号で左折すると茂木ですが、今回はそのまま直進。
 
県道12号線を「うひょひょひょひょ」と雄叫びを上げながら走るのです。
ホント、前にも後ろにも自動車が走っていないガラガラのクネクネした田舎の道路を、マイペースで走るのは最高ですな。
 
やがて県道12号線は国道293号線と接続します。
国道293号線も、これまた素晴らしい。
前を自動車がトロトロ走っているのであれば走っていたで、国道沿いの初夏の緑を脇見運転しながら鑑賞するのもオツなものです。
牛さんもいたし。
 
途中、対向車線を走るオートバイ3人組とすれ違います。アンタら、平日の真昼間からオートバイなんかで遊んでいるんじゃありませんよ。働きなさい。
 
やがて馬頭温泉なるところに到着。一応、ここが目的地なのですが、時計を見たらまだ午後2時です。
もっと遠くへ行きましょう。
 
馬頭温泉を抜け、県道298号線を那珂川沿いに北上。おお、鮎釣りマニアたちが川に分け入り、やたらと長い釣竿で、塩焼きにすると非常に美味しいモノをゲットしようと奮闘中。
 
でもって頃合いを見図り、適当に左折。那珂川を渡って、国道294号線を北上します。
大田原市辺りで適当に左折して、国道4号線を越え、気が付けば県道369号線。
途中の道の駅明治の森黒磯に立ち寄ったのです。涼しげな木立を抜けると左手に瀟洒な洋館が。右手には、心地良い原っぱが広がります。広場の先では爺様・婆様たちが、一生懸命お花畑を作っています。
 
30分ぐらい休憩して、さあ出発。
県道369号線から県道30号線に入り、しばらく走ると沿道に何やらオシャレなカフェや雑貨屋さんがチラホラと。そして県道17号、いわゆる「那須街道」にぶつかったら左折。沿道のオシャレ度数は上がる一方です。
 
そんでまあ、那須湯本に到着なのです。
とりあえず、那須温泉神社を参詣。殺生石を見物。気分は松尾芭蕉です。
 
観光を終え時計を見と午後4時を回っています。
家に帰るのはメンドイので、観光案内所へGO!
適当なホテルを紹介してもらうのです。いい感じの「THE 昭和」って感じの私好み宿でラッキーでした。露天風呂に入って、美味くも不味くもない晩飯を食って、ワールドカップが始まる直前に就寝。
 
とまあ、コレが昨日の出来事です。
 
今朝は7時に起床。3年振りに朝ごはんを食べました。
私は体質的に、朝ごはんを食べると著しく体調を崩します。自分が食べなくても、目が覚めた直後に、食べ物の匂いがしただけで吐きそうになるぐらいです。まして、私が目覚めのコーヒーを嗜んでいる傍で、モサモサと卵かけごはんを食べている人がいたら、ぶん殴りたくなります。
だから普段は、絶対に朝ごはんを食べません。ところが不思議なもので、旅先だと食べられるのです。不思議です。
 
まあ、そんなこんなでチェックアウトして、ダラダラと県道17号を上っていきます。
そして終点の峠の茶屋に到着。曇りでガスって、何も見えません。意味のない行為でした。そんな私を尻目に、リュックサックを背負った重装備のオッサン・オバチャンたちが、どんどんと山に入っていきます。セルフ姨捨山か?
 
下界に下りて、せっかくだから白河の関を目指すのです。
白河に到着すると、お天気が怪しくなってきました。そして案の定、ポツリポツリと降ってきやがりました。
私の長年の勘から、「コレはヤバい」と判断。手近な自販機コーナーに避難します。
避難したその直後に土砂降りです。私は間一髪セーフでした。
一方、オートバイはずぶ濡れです。コレがホントの水冷エンジン
 
だいたい1時間ぐらいしてから雨も止み、さあ出発です。
てか、なんかやる気がなくなったので家に帰る事にしました。
そんでまあ、さっき帰ってきたのです。
 
総走行距離は181マイル。オーバーヒート的な症状は、まあ出るには出ますが、なんかよくワカリマセン。
ちなみに、燃費はだいたいリッター10マイル走ってくれました。アレ?KZ1300って、こんなに燃費が良いのかしら?
 
以上、却って釈然としない結果となったお泊りツーリングでした。まあ、楽しかったから問題ありません。
 
さて、冷やし中華でも食べてきますか。