直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

戦国ヒャッハー

私は先のないオッサンなので、義務としてNHK大河ドラマを観ているのです。
 
今年は黒田官兵衛です。
クロカン、嫌いじゃないですが物足りないですな。
で、クロカン役がイケメン役者ですから、さらに物足りないのであります。
 
戦国時代っていつからいつまでだったのでしょうなあ。
まあ、応仁の乱の後から、徳川家光の治世までぐらいが妥当でしょう。
つまり、日本の中世は北斗の拳でマッドマックスな世界だったのですな。
 
権威も秩序もモラルも価値観も、グッチャグチャな状態。
それが戦国時代なのです。
 
私はそんな戦国時代が大好きです。
てなワケで、戦国時代を駆け抜けた戦国武将が大好きです。
 
なんといっても松永久秀。この人が最高です。とにかく生き様がロックです。
上司にして実質日本のボスの三好長慶を間接的に暗殺するは、足利将軍をリンチ殺害するは、東大寺の大仏を焼くは、クリスマスを理由に停戦するは、セックスマニュアルを書くは、彗星を「あんなもの自然現象に過ぎない」と言うは、奥さんの幽霊にゴメンナサイするは、織田信長以上のデタラメ人生を送り、最後は国宝級の茶釜に火薬を詰め込み、それにに引火して自爆。
 
信長の子分になりながら、2回裏切って、1回目は許されてしまう。2回目も、茶釜をくれれば許されたはずだったのです。要するに、信長的には久秀さんを助けたくってしょうがないのです。
 
でも松永弾正、それは美しくないと思ったのでしょう。「信長風情のモノ知らんガキの情けなど受けんわボケ~」ってノリで自爆。変態の極みです。
お許しの条件である茶釜に爆薬詰めて爆死する松永弾正の美意識。このこだわり、千利休を超えますです。
 
信長が憧れまくったオッサンだったのでしょうなあ。松永久秀って。
 
ああ、案の定、直家に至れなかった・・・