直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

梅一輪一輪ほどの暖かさ

家の梅の盆栽も花が咲きました。
天気予報でもここ数日、雨も降らず暖かいとの事です。
春ですなあ。
 
そんなワケでして、春といえばオートバイのガソリンタンクなのです。
 
燃料口から中を見るとサビサビです。まあ、この年式のポンコツなら当然なのです。
このサビを落とすのが、今回のミッション・インポッシブルなのです。
タンク内のサビ落としは、必然的に水と戯れるので暖かくないとやりたくない作業の筆頭なのです。
 
最初にガソリンを抜くのです。
それから、キャップ・コック・燃料センサーを外します。
それらのコックとセンサーがハマっていた穴を、風呂の栓とかゴムを貼ったアルミ板とかで塞ぎます。
それからマジックリンをドバドバ注入します。
水をちょっと入れて、キャップの穴もゴム栓で塞ぎ、シェイクシェイクブギーな胸騒ぎなのです。
 
Z/KZ1300は大まかに、3種類のガソリンタンクがあります。
丸っこいのと、角ばった小さいのと、角ばった大きいのです。
私のは角ばった小さいヤツなのです。それでもそれなりにデカくて重いのです。
非常にシンドイのです。
 
一回、中のマジックリン水溶液を排出し、それから新しいマジックリンをぶち込みます。
そして再度、チョー ベリ ベリ 最高 ヒッピ ハッピ シェイクなのです。
腕がパンパンになったらやめます。
中の液体を再び抜きます。それからホースで水をジャブジャブ注入し、しばらく放置。
水道代が心配になってきたら水を止め、タンクの中の水を排出。
 
そして三度目の正直で、マジックリンを1リットルぐらい入れ、水をタンク一杯に注入。何日か放置するのです。
要は、タンク内の油分を可能な限りなくすのですな。
いろんなやり方があると思いますが、マジックリンでタンクをシェイクしまくるのがリスクが少なく、お手軽だと思うのです。シンドイですが。
いずれにしても、油分の残量が多いほど、サンポールやサビ取り剤の効果は落ちるみたいです。
 
タンクはしばらく放置なので、キャップ・コック・燃料センサーの養生です。
 
Z/KZ1300の燃料キャップ、よく漏れます。以前、PAMSさんのに交換しました。あれだと漏れませんでした。でも、今は買いません。ナンバーついてからですな。高いですし。
とりあえず、交換できるゴム類を全交換。これで、漏れたりするから怖ろしいのです。要は、欠陥品です、Z/KZ1300の純正燃料キャップ。 新品は大丈夫かも知れませんケド。
 
燃料コックは相変わらずレバーがビクともしません。バラしてマジマジと見たところ、レバーをボディに押さえつけるネジが、過剰なまでに押さえつけているから回らないみたいなのです。
ただこれ、一番奥の燃料通路切り替えを司るプラスチック部品が、ちゃんと納まっていないか、何かに引っかかっているからかも知りませんが。
実はZ/KZ1300の純正燃料コック、やたらと固いと評判なのです。構造の問題か、精度の問題か知りませんが、さっさと代替品に変えたいものなのであります。
 
燃料センサーはサビサビのデロンデロンでした。そもそもオートバイに燃料計なんか要らないと思うのですが、元から付いているから仕方がないのです。パーツクリーナーで油分を除去し、ガソリンに浸かる部分だけをサビ取り剤水溶液に漬けときます。
 
新品にすべきですが、そうです、販売中止です。
リプロ品を流用できれば良いのですが、Z/KZ1300の燃料センサー、タンクとの取り付け部分がまん丸なのです。このタイプはリプロがないのです。勘弁してください。
 
最終的には、例えばゼファーあたりのタンクから燃料センサー取り付け口を切り取り、Z1300のタンクに溶接で移植しなければならなさそうです。大変だし、お金がかかりますが、まあ、一生モノのオートバイに仕立てるのであれば、仕方がないと思います。
 
とまあ、本命のサビ取り剤の注入は数日後ですので、今日はお酒を飲みながらテレビ鑑賞で過ごしましょう。
明日は偕楽園の梅まつりにでも行きますか。