直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

美しいご婦人方は早く逃げて!

毎度毎度のいつものことですが、浮世は憂鬱な話題が盛り沢山ですな。
 
で、世界的に見てもウクライナ情勢が非常におっかないであります。
世界一の美女産出国が、どーしてこーなった?
 
ウクライナという国は、ウクライナ人とロシア人が住んでおり、まあ、この両者、歴史的経緯もあり、あんまり仲が良ろしくない。ユダヤ人もそれなりに住んでいますし。
で、民族的・政治的に対立しているのが、現在のしっちゃかめっちゃか状態の骨格ですな。
 
そこに、財政危機とか、ウクライナ人が多く住む西地域にチェルノブイリがあるとか、ロシア人が多く住む東地域が一大資源地帯であるとか、様々な要因がごった煮になって、今の内戦半歩手前状態なのでしょう。
 
プーチンさんにしてみれば、チャンス半分・リスク半分って状況でしょう。
西側欧米も同様です。
要は、外野のゴロツキヤクザどもにとっては、莫大な利権が絡むので、利害によって対立軸が生じるわけでして。少なくとも、どちらが正しい・間違いはありません。ウクライナを喰い物にするという共通認識だけです。
 
西側欧米は、これをきっかけに資源産出国ウクライナを自分らの養分にできるかもしれません。だから、親欧米のネオナチ政党に肩入れしてウクライナ奴隷国家にするため、西側欧米のお偉いさんはがんばっておられるのです。さっさとウクライナを破綻させ、借金・投資で首根っこをふんじばろうとしているのです。
 
しかし、それが実現するとロシアは、ウクライナが滞納しているガス料金が全部パ~になってしまいます。
てなワケで、ロシアは軍隊をクリミア半島(親露地域)に送り込んだのですな。黒海艦隊の基地ですし。
経済・軍事において、ウクライナが西側欧米陣営になると、モスクワはソウル状態です。それは避けなくてはなりません。ウクライナってモスクワと500キロぐらいしか離れていないのですよ。
 
だから、ロシア軍のクリミア半島投入はある意味、正当な行動だと思うです。まあ、ウクライナという国家の主権を一切無視しているワケでして、あまりj褒められた行動ではありませんが。
 
いずれにしてもこれにより、、冷戦終結以降も綿々と続いてきた、西側欧米VSおそロシアという対立軸を鮮明にさせてしまったわけでして。
 
結果、西側欧米に属する私ら日本人は、とりあえずロシア=悪といった構図を、マスコミ操作によって洗脳されるのですが、実際は西側欧米もロシアと同様に腐れ外道ですよ。
 
現時点において中国は、態度を明らかにしていないのですが、さてさて、どちらに転ぶか。
傍観者に徹すれば国際社会での政治的存在感は薄まるし、ウクライナにしろ、ロシアにしろ、西側欧米にしろ、どこにつこうが旨みも損も両方あるでしょうからな。
 
まあ、有史以前からやってきたバカげた事を、スマホエコロジーやオーガニックなどとアホ面下げて騒いでいる現代でもやっているのですから、人間って本当に進歩していないのだとつくづく感じますです。
 
基本、現状に問題点があると指摘するのであれば、具体的改善策を提示するのが筋であります。
しかし、私には具体的改善策はありません。
結局、相田みつをなのですよ、人間だもの。
あらゆる人類の愚行は、直しようがないですし、受け入れるしかないのです。
 
ヘンな話、戦争は非人道的事象ですが、戦争が絶対に発生しない世界もまた非人道的です。
 
すでに、ウクライナでは悲惨で救いようのない悲劇がドシドシ起きているのでしょう。それがさらにエスカレートするでしょう。それを正そうと外野がちょっかい出せば、さらに悲劇が生まれるでしょうし、何もしなくても悲劇が生まれるです。
何とかならんのかと思うのですが、何ともならんとわかりきっているので、本当に見ていて虚しくなるです。
 
結論としては、日本でのんべだらりと暮らしている一般庶民の私としては、ウクライナ情勢なんてどーでも良い他人事なのですな。