「消費者の声」と書いて「クレーマー」と読むようになったのはいつからだろう？
Z/KZ1300オーナー達の朝は早い。
こうして目星をつけた中古部品を、他の絶版オートバイの中古部品より割高で落札し、届いてみたら鉄屑だったなど日常茶飯事である。
そんな徒労と浪費を何度も経験してもなお、なぜ彼らは、鉄屑同然の中古部品を追い求めるのであろうか？
「純正部品が販売中止だからさ」
1人のZ/KZ1300オーナーが、憔悴し切った顔に寂しそうな笑みを浮かべ、そう答えてくれた。
彼はこれからもヤフオクチェックを続け、不毛な落札を繰り返すのだろう。
一台丸ごと解体されて出品される都度、本来なら互いに相憐れむべきネットの向こうの同好の士たちと、血で肉を洗うかのごとき凄惨な入札合戦を繰り広げるのだろう。
魂を切り刻まれるような絶望を何度も味わいながら、ヤフオクという漆黒の深い闇に沈んでいく。
それが不人気絶版車に魅せられた、哀れな者たちの宿命である。
で、最近、ヤフオクにすごく不満があります。
「ヤフオク→オートバイ→KZ1300」なら、それほど問題はありません。
ところが「ヤフオク→オートバイ→Z1300」だと、Z/KZ1300とは全く無関係のFCRとかバックミラーとかビキニカウルとかがやたらと表示され、非常に困るのです。
要するにですな、「CB1300SF、XJR1300、ZRX1200などにどうぞ！」みたいな商品名だと、わざわざ「Z」と「1300」を拾って表示してしまうみたいなのです。
正直、この手の部品、同じ商品がたくさん出品されているので、肝心のZ/KZ1300の部品を探す際、すごく邪魔です。
KZ1300だけだと、チェック漏れしてしまう部品もあるので、Z1300でも検索しなければならないのですが、いきなり「FCR39 BKボディ H/Z ハイスロ仕様 XJR1300」がズラ～っと表示されると萎えるです。
そこで表示順を「キーワードマッチ順」にするとアラ不思議。
「Z1041-Z1 ホンダ CB1300 リアフェンダー SF/SB/03～09 SC54 白」が、「Z1300 最終モデル レギュレター レギュレーター 送料無料」を押しのけて、1ページの一番上に表示されます。
キーワードマッチとは、「Z」と「1300」の間に、「1 ホンダ CB」が挿入されるという意味なのでしょうか？
もう意味ワカリマセン。なんなのでしょうね、コレ。
なんか去年、検索漏れが少なくなるよう、ヤフオクを改良したらしいのですが、非常に迷惑です。
少なくともキーワードマッチ順なら、「Z1300」とキチンと表記された商品名から優先して表示すべきだと思うのです。
ああ、それと「注目のオークション」とかが、順番を無視して表示されるのも勘弁してください。
なんか、肝心の言葉の意味との適合性を一切無視して、アクセス数とか落札実績などのデータと自分らで勝手に決めた分類項目だけで判断し、ヤフオクユーザーを十把一絡げにして大雑把に扱っているのを、ひしひしと感じてしまいます。
少なくとも、カテゴリーごとに相応の知識のある人が、システム変更とかに携わってもらいたいものですなあ。
