直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

ぴかぴかマンボを観る度に、エプロン姿のギレン総統を想像してしまう

リヤブレーキの養生なのです。
 
キモオタデブニートオヤジの豆知識、本体が真ん中で2つにパカッと分割されるキャリパーの場合、ドッキングさせているデカいネジは、車体に付いた状態で緩めましょうです。車体から外してしまうと、固すぎて緩みません。緩める時の最初の一撃だけでいいですから。それ以上緩めてしまうと、フルードがダラダラと垂れてきますので。
同じ理由で、マスターのリザーブタンクのネジも緩めておくと良いです。
 
で、キャリパーとマスターシリンダーを車体から外したので、早速分解清掃なのです。
 
キャリパーは、2つに割る前に、ホースの穴にエアガンをあてがい空気一発。
これでピストンがポンと外れます。この方法の場合、飛び出すピストンをウエスとかで優しく受け止められるようにしましょうです。
中身を見た限り、まあ、こんなものでしょうという状態でした。
 
次はマスターです。
まず、ブレーキスイッチが外れません。これを外さないと水でジャブジャブ洗えないので大変です。
それでも、シリコンスプレーとか極細ドライバーとかで何とか外せたです。
でもって、マスタ―シリンダーの本丸であるピストンなのですが・・・
すごいぞ、腐りきってやがる。
 
バラしていくと、赤さびとか、腐って焦げたモヤシや豚のこま切れ肉とか、ボロボロと湧き出てくるのです。
そんなワケで、ブレーキペダルとマスター本体の間のアジャストスクリューとか、錆び過ぎて原形を留めていない。五徳も腐って爪の1つがもげました。さらに、コンロの火が出る部品とか本来は他愛もなく外れるのに、高熱にさらされたサラダ油と吹きこぼした煮汁とかが超強力接着剤にトランスフォームしたらしく、ビクともしません。
 
そんなこんなで四苦八苦しながらも、可能な限り分解できました。
 
マスターの状態は、非常にヤバいです。本来は、マスターASSY交換です。
ですが、既に製造中止。
ならば、腐ったアジャスターやら、破けたブーツや、痛んだマスターシリンダーピストンとかを交換すべきなのですが、これらの部品も全て製造中止。
どーしましょうかね。
ただ、キャリパーのピストンやブーツは在庫有り。リンナイ製の五徳は、ホームセンターで入手できるので、ホッと一安心。
 
とりあえず、外した部品を4000円のアイリスオーヤマ製のスチームクリーナーでキレイにするのです。ただ、流石にガンコな焦げ付きとかは落ちないです。油汚れはマジックリンとのコラボでイイ感じなのですが。換気扇なんて、5年分の油汚れも瞬殺全開で、もはや新品同様です。
 
腐りきったアジャスターは禁断のサンポール。良い子も悪い子も、真似しない方が良いです。
まあ赤錆は壊滅したのですが、明らかに形が歪です。でも、使えなくはないでしょう。
問題はピストンです。コレが肝ですから。本体はアルミですから良いとして、問題はゴム。とりあえず、がんばってみるです。がんばっても、結構どーしようもないのですが。
 
いずれにしても、ガスレンジ・換気扇ともそれなりにキレイになりました。
あとは、レンジ周りの壁の油汚れですが、続きは明日という事で。
 
やはり、オートバイ修理と年末大掃除の同時進行は疲れますなあ。