直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

未だにタレントが当選する日本の民度の低さに、全米が泣いた

参議院選挙も無事終了。
個人的にはワタミの社長に期待しています。早く焼き肉屋さんでレバ刺しが食べられるようにしてください。
がんばれ!ブラック企業!!
 
まあどーでもいい事なのですが。
 
日本の場合、一般大衆が政治に関心を持っても意味はありません。無駄です。
選挙にしろ、国会にしろ、結局は決められた法案や政策について「ね、ちゃんと民主主義の手続踏んだでしょ。皆さん、納得されましたよね?」とお伺いを立てる単なる儀式です。
 
一般大衆が唯一、直接政治に参加する機会である選挙が、このように政治システムとして全く機能しない状態なのですから、政治、というか日本なる国家の中長期的グランドデザインや、社会・経済・外交などの各論における問題解決の具体的方策について、有権者が自分の意見や見解を持つ必要はないのです。
選挙に行こうが行くまいが、良くもならなければ悪くもならない。な~んにも変わりません。
 
むしろ、選挙によって本当に政治や社会が変わったら大変です。
 
例えば、あなたが投票した議員が当選しました。その議員が所属している政党が政権与党になりました。そしたらその政党が池田大作を日本の国家元首にするよう改憲しました。
つまり、あなたは池田大作を日本の国家元首にした片棒を担いだのです。
学会の方々以外、みんなそれはイヤでしょ?
まあ学会の方々以外、あんな政党に投票・・・うわなにをするやめ
 
とにかくですな、こーゆー非常事態が起きる可能性がある以上、なんとしても自分は責任を取らなくて済む方法を選択する事が大切です。
その一番の方法は選挙に行かない事です。
結構な数の人々がこのベストな方法を選択されているようで、これは聡明且つ良識的な人物が日本人には多い事の証左であり、もっと世界中に宣伝するべきと思います。
 
次に良い方法は、「この政党が勝ちそう」とテレビや新聞が言っている政党・議員に投票する事です。いわゆる、赤信号みんなで渡れば怖くない理論ですな。
これこそまさに、「自分は何も考えないし、そもそも考える能力が欠落しているのだから、悪いのはマスコミとか周りでいろいろ言う連中で、自分は悪くない!むしろ被害者だ!慰謝料ちょうだい」という、ゆとり教育の華々しい大戦果であります。
 
あとはツイッターとかで、朝のみのもんたや夜の古館伊知郎と同じ事を呟けばミッションコンプリート。知性溢れる良識的市民としての輝かしい将来が約束されるのです。
 
素晴らしい。
 
そもそも日本人は民主主義なる政治システムが、嫌いというか、苦手というか、肌に合わないと思います。
まあ、アメリカ様の命令で無理やり始めたモノですし。
 
欧米の人にとって民主主義は薬かも知れませんが、人種や文化的・歴史的背景、気候風土を含めた地域性、宗教をはじめとする倫理観などの違いによって、アジアやアラブやアフリカの人々には毒という事も考えられます。
そー考えると、敗戦後に日本の学者さんとかが最初に作った新憲法草案が、大日本帝国憲法とあんまし変わらなかったというのも妙に得心してしまいます。
 
でもまあ、アメリカ様の命令で始まった戦後民主主義も、約70年間にわたる日本国国民の地道な草の根活動のお蔭で、見事に骨抜きする事ができ万々歳です。すなわち、自民党幕藩体制が盤石となった今、日本はアメリカ様の占領政策を打ち破ったのであります。
 
たぶん、誰かが意図的に何かをしたワケではなく、なんか勝手に自然と無意識のうちに、中世・近世の封建制に日本が戻っただけなのでしょう。
 
結局、その国の政治システムって、何をどうこうしようとも、なるようにしかならないみたいです。
「民主主義」とか、「社会主義」とか、「軍事独裁」とか、「君主制」とか、いろんな看板を掲げても、なるようにしかならないと思います。
看板通りの国もあれば、日本みたいにそーじゃない国もある。
 
そもそも人間なんて洋の東西に関わらず、紀元前から現代に至るまで、なに1つ全く進歩していないのですから、政治システムなんぞトップダウンボトムアップの2種類しかないわけで。
欧米の人はボトムアップ向きで、日本の人にはトップダウンが向いているってだけじゃないですかね。
 
お偉いさんたちには好き勝手にやっていただき、下々の一般国民は知恵を絞ってそれに上手に対応する。
税金が払えなければ脱税すりゃいいし、働き口がなければ生活保護を受ければいいし。
もちろん、税金が払いたくないから脱税する人もいるし、働きたくないから生活保護を受ける人もいるでしょう。
まあ、そーゆー不心得者どもも勘弁してやりましょうや。人間だもの。
 
アベノミクスで株価が上がって円が安くなっても、企業の内部留保傾向は一層強まるだろうから、お金は上流に溜まるだけで下には流れて来ず、結果として物価だけ上がって下々の所得は下がるでしょう。
当然、民草の生活はどんどん苦しくなりますな。消費税も上がりますし。
 
そもそもアベノミクスって、よくわからないけど、昔からある単なるインフレ誘導でしょ?
実態経済も産業の国際競争力も何も変わらないのだから、意味ないと思うのは私の勉強不足なのかしら?
 
何よりも第一に、少子高齢化で人口が減っているのだから、日本の経済成長・社会保障って絶望的なのでは?
いっそ「200歳定年」を法制化し、年金受給者ゼロ・国民総労働者化しなきゃダメなんじゃないの?
まあそれをやったら、人口の8割ぐらいは完全失業者となって、日本はホームレス超大国になるでしょうな。
 
外交とか安全保障とかだと、お隣の貪欲で卑しい、けど滅茶苦茶強力な一党独裁軍事大国が、東シナ海辺りでジャイアン理論に基づき青竜刀をぶん回している昨今、憲法とか改正したらどーなるんでしょうね。
 
半島にしても、北はさらなるお笑いの提供に邁進していただくとして、南も随分と笑かせてくれていますな。
でもアレって要は「日本は国として落ち目だから、仲良くしてもメリット少ない、むしろ叩いた方が国内のガス抜きなどメリットが大きい」という、韓国に限らず国際社会における日本に対する評価の表れなのでは?韓国がそう思うのなら、中国もロシアもアメリカも、そう思ってんじゃないのかしら?
ダメなやつとは付き合わない、もしくは利用しまくり、搾取しまくり、骨の髄までしゃぶり尽くすのが、国際社会の大原則だから、ホント、どーなるんでしょうね。
 
まあこの先、自民党幕藩体制の下、お国がダメダメ~になっても、、風の吹くまま気の向くまま、大河の流れに身を委ね、舟上で季節の移ろいに心を惹かれながら、お酒でも飲んで詩を吟じたり書画や音曲にでも興じるのもオツなものですな。
 
それで良いと思いますよ、私は。