直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

めでたい事この上なし

イギリスのEUからの離脱が確実となりました!
いとめでたい。

案の定、ポンドが売られまくり、円高が絶好調で進行中。
コレで、セカイモンでのイギリスからのお買い物がはかどります。
スバラシイ!ハラショー!でございます。

そうです。私がイギリスのEU離脱を応援していた理由って、ポンド安になるから「だけ」です。
他はまったく興味ありません。

イギリス経済?知らんがな。
赤の他人の外国人の生活や人生の値打ちなんざ、私にしてみりゃ庭のダンゴムシのそれとと大して変わらんですもん。見ず知らずのイギリス人が、1000万人ぐらい不幸のどん底に落ちようが、経済崩壊で首を括ろうが知ったこっちゃないですし。
それよか、私にとっては少しでも安くZ1300の部品を購入する事のほうが、遥かに重要ですからね。

日本への影響?超絶どーでもいいですよ、それこそ。

あのさ。「株安・円高」は悪みたいに、マスゴミも政府もバカの1つ憶えみたいに宣伝してきたじゃないですか。
でね、アベノミクスのお蔭で、「株高・円安」になったでしょ。

それで、日本人の大多数を占める、愚かで貧しい一般庶民の皆さん方。アンタの暮らしは良くなりましたかいな?
単純に物価は上がったよね。消費税8%分を差っ引いても。
でもさ、アンタの給料、それに見合うだけ上がりましたかいな?

去年・今年の連合の春闘妥結額を見ても、物価上昇分に見合うだけの賃上げにはなっていないのよ。日本で最も恵まれた労働環境にある筈の連合加盟組合でそれよ。つまり、ほぼ全ての日本の企業労働者にしてみれば、物価だけが上がって、賃金は据え置きor賃下げでしょ。

要はさ、「株高・円安」でウハウハなのは、一部の大企業やお金持ちだけ。
確かにね、上流が潤えば、下流にもたくさんのお金が流れるって理屈は理解できますよ。実際、昔の日本はそうでしたし、春闘の波及効果ってのもあったから組合のない会社の賃金も右肩上がり。
けどね、バブルが崩壊してからの今のご時世、上流にダムができちゃっているのよ。だから下流には、お金はチョロっとしか流れません。

だったらさ、「株安・円高」のほうが一般庶民にとってはいいじゃん。株価は高くても安くても関係ないし、円高のほうがセカイモンで安くモノが買えるのですから。つーかね、円高なのにガソリン代や光熱費が安くならないシステム自体が狂っているのよ。

結局ね、「国の経済」と「一般庶民の生活」は、イコールじゃなくなったのよ。
「株安・円高」で大騒ぎするのは上流部の皆さんだけで、私ら下流の庶民には関係ありません。国の経済が良くなっても、私らの生活が今より良くなる事は絶対にありません。むしろ、国の経済が良くなったため、一般庶民の生活がさらに悪化する事は充分にあり得ます。

今の日本はそーゆー社会。資本主義経済の当然の帰結です。
だから、イギリスのEU離脱による世界経済・日本経済への影響は、それが一時的なものであれ、継続性があれ、大多数の日本国民が心配する必要はないのです。

あ、庶民の分際で身の程をわきまえず、株とか為替とかやっている愚か者の皆さんは華麗なまで大損コイて、水を張った洗面器に顔をブッ込んでさっさと溺死してください。

さてさて、今回のイギリスの国民投票
イギリスの労働者階級が、移民に仕事を奪われた、もしくは自分の賃金水準が移民レベルに引き落とされた。それに対する不満・怒りでしょ。国の経済が良くても、肝心の自分の暮らしはパッとしない。だったら、自分の暮らしが良くなるためなら、大企業や金持ちや国の経済なんか滅んじまえってのが、切実な生活者の実感です。

要は、「金持ちだけがウハウハってのが気に喰わん。ワシらも少しはウハウハしたい!」ってだけ。随分と狭い料簡ですね。まあ、イギリスに限らず労働者階級はバカですから、そーゆー結論に達するのが自然ですね。
それが今回の国民投票の結果を導いた最大の要素でしょ。
いずれにしても、グローバル化とかってアホな理論に対し、見事な一石を投じた格好になりましたよ、今回のイギリスのEU離脱

ヘンな話、同じ島国だからかイギリスって日本と似てますからなあ、感覚が。

例えばね、アジアでさ、EUみたいのができたとするじゃん。
そーするとですな、今以上にチョンやチャンコロや暑い地域の土人とかが、出稼ぎや移民と称して日本に大量にやってきます。逆に、ワザワザ中国や韓国やフィリピンに出稼ぎに行く日本人って、まずいないでしょう。

いや、ちゃんとした高学歴で能力の高い品位ある、中国や韓国やインドや東南アジアの皆さんが日本国籍を取得されるのは諸手を挙げてウエルカムですよ。
でも、大半はウジムシ以下の犯罪者じゃないですか。要はさ、自分の国ですら箸にも棒にならないクズって事でしょ?日本語もマトモにしゃべれなければ、日本社会のモラルや暗黙のルールも理解できていない。まあ、この手の連中の目的は犯罪ですから、知ったこっちゃないのでしょうけど。

実は今、日本の有効求人倍率って高いのよ。
でもコレ、カラクリがありまして、土方や雲助、あと介護とか、そーゆー誰もやりたがらない仕事のなり手がほとんどいないから。実は結構な問題なのね、これらの産業の労働力不足。
だから、選り好みなんて贅沢しなければ、若い連中にはいくらでも真っ当な働き口はあるのよね。

つーまーり、今の若造の奨学金で進学したけれど、就職できませんでした。だから返済ができません」とかって、もーねー、呆れるどころかあまりのクズっぷりに泣きたくなります。
ホント、こんな無能で甘ったれたクソガキ、まとめてミンチにしてブタのエサにした方が良いですよ。
なんかさあ、日本の奨学金制度は問題とかって言っている連中いるけど、明らかに学生側の問題だろうが。

話が逸れましたが、つまり、こーゆー雇用のアンバランスが何を生み出すかって言ったら、移民政策ですよ。
中国や韓国の社会の落ちこぼれ共が大量に、日本海を渡ってやってきます。
そして、チャンコロの土方が建てたビルは崩壊し、チョンのタクシードライバーは女性客を強姦し、南方土人の看護師は寝たきり老人を虐待します。
まあ、それはなかなかカオスで愉快だから、私はいいと思いますけどね。

と、多くの日本人が「アジアのEU化」に対し、差別意識も含めた程度の差こそあれ、こんな嫌悪感・抵抗感を持っていると思います。
あ、沖縄のリュウキュウキチガイサヨクどもは別ですね。アイツら日本人じゃねーし。

で、日本より先にやったイギリスの「こりゃアカン」という判断が、今回の国民投票の結果なのでしょうなあ。

つーか、島国と他国と地続きの国って、やっぱり感覚が違うと思います。
排他的と言いますか、島国って自分たちの社会に異質なモノが混入する事に不快を感じるのよ。

そーゆー国って、EUのような「みんな仲良く」って枠組み、嫌いなのでしょうな。「余所者って嫌い、あんな連中と関わるとロクな事がない」「普段は距離を置き、都合の良いときだけ友達面して利益だけを掠め取る」「外国は自国の養分であり、対等な関係などあり得ない」という感覚。
ウソだと思うのでしたら、17世紀以降の大英帝国の他国に対する所業を御覧なさい。
「あまりのド腐れ外道ぶりに、全米どころか全宇宙が泣いた」ってレベルじゃ済まされないですから。

いずれにしても、こーしたイギリスの国際社会における態度ってあんまし褒められたものじゃないでしょうけど、海で他とは隔絶された地政学的な理由からも、他国に対して無責任・無関心な国・社会になったと思います。
逆に言えば、このくらいドラスティックでないと、島国なんていつまで経っても時代の流れに取り残され、そこに暮らす人々は無様な生活を強いられ、どっかの強国に侵略されて惨めな奴隷として生きていくしかないでしょうな。

日本も、そーゆー感覚って強いでしょ?ふむふむ「そんな事はない!」ですと?
じゃあ聞きますがアナタ、「日本はアジアの一員であり、欧米諸国よりも文化的に近い中国や韓国などアジアのほうに親近感を感じる」という意識、ありますかいな?
たぶん多くの人はさ、「確かに地理的には日本はアジアの一部かも知れないが、どちらかというと欧米先進国の一員」って感覚じゃない?
チャンコロとかチョンなどと「これでもか!」って連呼してきた私が言うのもナニですが、「アジアは下で欧米は上。そして日本はチーム欧米のメンバー」という、アジアに対する無自覚的な差別意識が、今の多くの日本人にはあると思いますよ。
ただ、基本的に能天気で平和ボケのお人好しだから、イギリスみたいに狡猾で無慈悲に立ち回れない。まあ、同調圧力で一度走り出したら暴虐の限りを尽くすのですが。

洋の東西の違いはあれ、イギリスと日本って似たような環境ですね。そんで今でも、世界トップクラスの先進国。でもってどちらも島国。そもそも島国で大国って、イギリスと日本しかありません。
で、国としての歩みが対照的で比較するとオモシロイ。

17世紀以降。
欧州は大航海時代。さらにカトリックプロテスタントの争いもあり、イギリスだけでなくオランダやスペインやポルトガルが世界の海を駆け回り、膨張政策に躍起になっておりました。そして最終的に世界の海に覇を唱えたのはイギリスです。

一方、東アジアは明が滅んで騎馬民族が新たな中国「清」を立ち上げました。そして相も変わらずの冊封政策。そんな中、日本では江戸幕府がスタート。他のアジア諸国のように中国の子分にならず、西洋との関係もシャットアウトしての鎖国政策。イギリスとは真逆の引きこもり時代を迎えます。

昔のヨーロッパってさ、本当にカオスだったのですよ。とにかく戦争ばかりやっていた。日本の戦国時代や中国の三国時代、あれが1000年以上も常態化している世界です。ヘンな国がたくさんあって、どこもかしこもいろんな意味での極悪国家。つーか、ドイツやイタリアが今の形になったのって意外と最近なのですよ。

それにやっぱり、カトリックプロテスタントの対立。もうね、コレ、知れば知るほど酷いです。なんなの?ビルの最上階の窓から市長を放り捨てて殺すって・・・
正直、漫画「ヘルシング」のバチカンの描写、アレがキリスト教の真の姿と思えてしまいます。
さらにはイスラムとかも外国人選手団として友情出演。まあ、十字軍遠征とかヨーロッパからも親善チームを送っていますからこれでイイのだ。

そんなカオスな中世~近世ヨーロッパ。イギリスだって負けちゃいません。フランスと100年以上も戦争するは、スペインの無敵艦隊フルボッコにするは、島の中じゃアイルランドスコットランドイングランドで戦争ばっかりしているは、そりゃあもう大騒ぎさ。
でですね、そりゃあアナタ、鍛えられますよ、ヨーロッパの国々は。こんな職業的強盗殺人鬼の国々ですから、平和ボケしたインカ帝国やアフリカクロヒトの皆さんを鎧袖一触するなんざ余裕のヨッちゃんイカですよ。

さて、同じ時代の東アジア。なんだかんだで安定していて平和です。まあ、たまに中国内部で戦争して、新しい中国が生れるぐらいですね。それでも中国が親分で、周辺国はみな子分。で、みんな仲良く暮らしましょ。そんな優しい世界です。あくまで私の個人的認識ですが、当時の中国の冊封政策って、今のEUみたいな感じだったと思うのですよ。

ところがこの安心・安定の枠組みに入っていなかったのが日本。まあ、日本は秀吉さんの時代に海を渡って、朝鮮に侵略しましたからな。「みんな仲良し冊封サロン」に、狂犬のような軍事大国は要りませぬ。もし、日本が中国と陸続きだったら、絶頂期の清に滅ぼされていたかもしれません。
そんで、利害の一致といいますか、日本海を挟んで「互いに関知せず」みたいな状態で、17~19世紀が過ぎていくワケです。

その結果。
イギリスを筆頭とした、産業革命を経て最終形態に進化した欧州極悪国家軍団は、「ちうごくと森の愉快な仲間たち」国家を、レイプし殺害し始めます。つーかさ、なに?アヘン戦争って?小学生の時に歴史の授業で習った時、軽くトラウマになりました。

ところが、こんな欧州極悪国家軍団の毒牙を辛うじて免れた東アジアの国がありました。そうです「みんな仲良し冊封サロン」から除け者にされた日本です。

大航海時代も結構ヤバかったのですが、ラッキーな事に当時の日本は戦国時代。
辺鄙な島に漂着した際に、持っていた火縄銃を一丁2億で買ってもらいました。そんで本国に戻って、大量に火縄銃を仕入れて2年後に日本にやって来てみると、すでに大量生産してたという。まあ、そんなジパングは海外製品には厳しい国なのです。
つーか、当時の日本って世界一の火縄銃保有数を誇る軍事大国ですからね。

しかし江戸末期の日本は独自の進化を遂げた珍獣王国。ところが、その珍獣化が功を奏したと思うです。

朝鮮とか、当時の中国の子分諸国ってさ、はっきり言って、清と言いますか中国への幻影が強すぎたのよね。つーか、依存し過ぎたってほうが正確でしょうな。でも「するな!」とは言えませんよ。それだけ当時の中国ってすごいんですから。
何が不幸って、清の賞味期限が尽きる直前に、産業革命が起きて欧米極悪国家軍団が侵攻してきたっていうタイミングの悪さ。結局、当時の「ちうごくと森の愉快な仲間たち」国家は中国がコケたので皆コケてしまいました。

ところが鎖国をしていた日本は、元からどこのアジアも頼りにできません。だから、自分一人でなんとかするしかありませんでした。
この際、識字率が70%、和算、作刀に代表される金属加工技術、権威と権力の分離、先物取引や金貨・銀貨の為替レートといった金融システムなどなど、隔絶した社会での独自進化であるにも関わらず、グローバル的な近代化に不可欠な下地を構築していた珍獣だったのです、幕末の日本は。
そこに水戸学とか、尊皇攘夷思想とかってナショナリズムがバランス役と機能して、内戦となって、欧米極悪国家軍団と丁々発止が可能な新政権が誕生し、危機を乗り越えた次第であります。

それがなかった清や李氏朝鮮の末期は悲惨でしたね。

中国は、現在においてやっと往時の輝きを取り戻しつつあります。日本にしてみれば敵国だし、嫌な国ですけど、まあ、なんか嬉しいです。やっぱ、ちうごくは強くなくっちゃ。
朝鮮は・・・完全にボタンのかけ間違いで、もう、現状のままではダメでしょう。愚かなヒステリー国家の代表選手みたいになっている。マトモな韓国人ほどそー結論付けているでしょうな。南北統一、この禁忌に踏み込まない限り、あの国はダメだろうな。

海洋国家として「日の沈まぬ」世界最強の大帝国を築いたイギリス。
ガラパゴス化したお蔭で欧米列強に匹敵する大国にまで発展した日本。
どちらも島国、対岸の火事など知らぬ存ぜぬで済ませます。

イギリスは「ドイツとフランス、さっさと戦争しろよ。そーすりゃ我が国は儲かるから」てのが本音でしょ。
日本は「北朝鮮と韓国、さっさと戦争しろよ。そーすりゃ我が国は儲かるから」てのが本音でしょ。

なんだかんだで19世紀から現在に至るまで、イギリス・日本は良くも悪くも、世界に対して相応の影響を与え続けた島国大国としてあり続けましたです。
そんなイギリスは、地域の協調より自国の独立性を選択しました。日本の有権者として、この投票結果によるイギリス・EUの行く末は見届ける必要があるでしょうし、見届ける前に重要な選択を迫られるでしょう。

今更、日本の問題、少子高齢者社会による社会保障とか、国家経済と個人経済の乖離、こーゆー社会全体の閉塞感と言いますか、システムの完成度が高まる程に生じる先進国なら避けて通れない成人病的な社会問題、処方箋はないのよね。だから、自分の子や孫がいかにソフト・ランディングな滅亡を迎えられるのか、その下地作りが今の有権者の責務でしょう。

思考停止した多勢が盲目的に向かう先に、何があるのかはワカリマセン。それから飛び降りてみるのも一興かと。
日本とは全く違う似た者同士のイギリスはバスから降りました。
日本も「良い滅亡」のため、そろそろタガを外すべきでしょうな。

そんなワケで、今度の参院選
改憲勢力3分の2を実現すべく、安部クンがんばれ!