直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

汚物は消毒だ~!

ヤフオクを見ていたら、こんな画像がありました。
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まあ。エボラ出血熱の募金の広告なのですけどね。
どーかしら、私、すごく不快に感じるのですよ。

いえいえ、感染しないようにボランティアだかの人は防護服を着ているワケでして、当然の事ですよ。
でもなあ、なんか、イヤ~な気分になるです。

要は、助けようとしている子供を汚物扱いしているように見えるのですな。
それにほら、子供が黒人じゃないですか。で、防護服の人が白人とかだったら、ホント、まんまの構図ですものね。

エボラの拡大を止めたいという社会的使命に駆られて行動しているけど、でも、自分はエボラに感染したくないから防護服を着ている。なんか、そーゆーのに私、欺瞞を感じちゃうんですよね、困った事に。

よくハリウッド映画とかであるじゃないですか、マヌケな金持ちとかが「恵まれない子供たちに救いの手を!」みたいな趣旨で、チャリティパーティとか開いて、自分らはイイ服で着飾って、高級料理とか食っているシーン。ああいった救いのない愚かで醜い悪趣味行為みたいな。

理屈じゃなく感覚的に。

つーか、真っ先にこれが思いつきました。
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タイトルは「首都圏清掃整理促進運動」。

赤瀬川源平先生が東京オリンピックの時に行った前衛芸術です。
白衣にマスクの男たちが、銀座(だったかな?)の歩道でマンホールとかを薬品とかで掃除するだけの行為。

道行く人々にしてみれば、薄気味悪いというか、何かあったのか、イヤ~な気持ちになると思います。

この前衛芸術について、興味がある人はいろいろ調べてみてください。私は単に、「オモシレ~」で完結していますから、これ以上は知りません。まあ、前衛芸術なんてそんなものですよ。たぶん。

そーいや植田まさし先生のマンガでも、白衣を着て壊れたラジカセに繋いだマイクを地面に向けながら「ガーガー」鳴らして、原発の周りをウロウロ。そんで通行人をビビらせる作品があったなあ。

てなワケ、最初、一番上の画像を見た瞬間、「新手のタチの悪いジョークか?」と思いましたです。

そうそう、私は募金なんて偽善行為、絶対に行わない良識人ですので悪しからず。