直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

押しがけなんてムリムリムリ

とりあえずの問題はですな、アイドリング中、1番と2番のシリンダーが死んでいる事なのです。
だからエンジンのかかりが非常に悪いので、「出先でのバッテリー上り」という怖ろしい事態が起きる可能性が極めて高いのです。これは、何としても阻止しなくてはなりません。
 
あくまで目安にも至らないレベルの話ですが、Z/KZ1300の場合。
1番と2番、もしくは5番と6番が仲良く死んでいる場合は、キャブレターが疑わしいです。
1番と6番、もしくは2番と5番が仲良く死んでいる場合は、点火コイルが疑わしいです。
理由はサービスマニュアルなりパーツリストを見れば一目瞭然。それぞれの共用部分だからです。
 
一方、3番と4番が死んでいる場合は、キャブレター・点火コイルの両方とも疑わなくてはなりません。3・4番はキャブ・点火コイルとも同じ組み合わせですからね。
 
1気筒だけ死んでいたり、共用部分がない気筒が複数、例えば1番と5番が死んでいる場合とかは、ティーンエージャーの未来のように可能性は無限大。最悪です。
 
で、1・2番がアイドリング中に死んでいるのであれば、1・2番キャブレターのスロットルバルブより前方(エンジン側)の機能に問題がある可能性が大って事なのでしょうなあ。
Z/KZ1300の純正キャブレターでスロットルバルブより前にあるのは、偶数番はスローの穴とチョークの穴の2つ。奇数番にはもう1つ、「coasting enricher systemu」なる謎システム用の謎の穴があり、計3つです。
 
でもってさらに絞ると、1番と2番の共用部分はチョークだけ。スローの穴は全線開通していますし、1・2番の共用部分である油面もばっちり。謎システムは2番にないですから関係ないはずです。
 
てなワケで、理由も良くわからないまま、チョークの具を引きずり出し、中古キャブから摘出した具に交換です。具の正式名称は「starter plunger」と呼ぶそうです。知らんがな。
 
早速キャブレターを車体に取り付けてエンジン始動。
しばらくしてから、エキパイに水をぶっかけます。
1番から6番までの全てから、ジュッと音を立てて湯気がもくもく。温かい湯気の向こうに、幸せ家族の笑顔が見えました。
いずれにしても直ったのです。
 
う~ん、釈然としない・・・
本当に、チョークの具のせいだったのでしょうかね?
単に、私がキャブの取り付け・組み立てで、ポカしていたからかもしれませんです。
そもそも、原因がはっきりしないという事は、ちゃんと直ったかどうか確証がありません。
 
そんなワケでして、未だに怖くてホームセンターにも乗っていけませんです・・・