直六国防挺身隊

母は来ました今日も来た。嫁をイビリに今日も来た。

楽しくはないけど、飽きません

市役所に行き、仮ナンバーを借りてきたので、とりあえず走行チェック。
 
うひょひょひょひょ~。
そうそう、これこれ。
どっしりしていて、スルスル走る。
 
Z/KZ1300って見た目や変態エンジンのせいで、物凄くアクが強くて乗りにくいオートバイと、乗った事がない人はイメージしているみたいですが、実はアホみたいに運転しやすいオートバイです。
押して歩いたり、倒れたのを起こしたりするのは大変ですが、跨って運転している分には、たぶん、免許取りたてのご婦人でも楽チンです。
癖がないのですよ、コレ。ずも~と走って、ずも~と曲がって、ずも~と停まる。そんな感じです。
 
逆に言うと、運転していて楽しくないオートバイです。
 
エンジンは、下から上までパワーもトルクも息継ぎせず、トップにぶっ込んでオートマです。
車体周りも可もなく不可もなく。
振動もなければ、排気音も「ずも~」て感じで自動車みたいだから高揚感がない。
ノッペリしているのですよ、運転した感じが。
 
そりゃ、1.3リッターの直6ロングストロークで120馬力でトルクが12キロありますから、普通にパワフルです。
でも、暴力とか野蛮とかそーゆーインパクトがないのです、Z/KZ1300って。かといって、上品で紳士的でもないのですな、これが。
工場の機械や、トラックや電車やフェリーとか、ああいった物をオートバイにしたらこんな感じ、みたいな。
そりゃ、CBX1000や空冷ZやドカティやBMWやハーレーのほうが人気ありますよ。
 
Z/KZ1300って、運転していても刺激が少ないです。でも乗った感じが安っぽくはない。だから、飽きにくいです。
Z/KZ1300オーナーさんが、一度手にするとあんまり手放さないのはそのためかもしれません。他にこんなオートバイないですから。
 
てなワケでして、明日オートバイ屋さんに預け、今週中にナンバー取得なので御座候です。